フリーのヨガインストラクターとして活躍中のヨガママ★ルイこと、冨木留依さん。
現在2歳になる男の子を育てながら、お腹の中には新しい命を宿している妊婦さんでもあります。
そんな留依さんが、月に1~2回、mamaBEonline!に登場してくれることになりました。
子育て話はもちろん、現役ヨガインストラクターとして伝えていきたい知識や役に立つ情報を届けてくれます。
今回は、春に向けた「体の調子の整え方」を伝授してくれますよ。
★前回の記事はこちら:https://mamabeonline.net/dear_mama_woman/2945/
https://mamabeonline.net/dear_mama_woman/2955/
春に向けて、体の調子を整えましょう!
みなさん、こんにちは。ヨガママ★ルイこと、冨木留依です。
3月になりましたね。今日は女の子の節句である、ひな祭り。
今、私のお腹にいる子は、どうやら女の子のようなので…来年のひな祭りのことを考えるとワクワクしてきます。
暖かくなってきてウキウキする3月ですが、働くママやパパは年度末でバタバタすることも多いですよね。また、子どもたちも春休みとなるため、家にいることも多くなり、なんだか騒がしい時間も増えてくるでしょう。
感染症対策も続く世の中ですが、新年度や新学期はすぐやってきます。自分を含めた家族みんなの体と心の見えないストレス、不調が気になる時期でもあるのが3~4月なんですよね。
そこで今日は、春に向けて今のうちから体の調子を整えるポイントをお伝えしていきます。
ポイント1:生活リズムのコントロール
朝の時間をできるだけコントロールし、陽の光を浴びる時間を増やすこと。
これが大切です。
起きて陽の光を浴びる=脳内の体内時計が調整され、身体活動モードがON‼︎になるんですね。
さらに、起きた時間から14時間後にメラトニンという脳内ホルモンが分泌されます。
(例えば、6時に起きると夜の20時には徐々に分泌されてきます。)
このメラトニンは、深部体温を下げて眠気を起こす作用があります。お子さんで、夜の寝つきが悪かったり、夜ふかしをしている子がいたら、早く起きるところから生活リズムを調整することも一つの方法と言えます。
メラトニンは、「睡眠ホルモン」
脳の松果体(しょうかたい)というところから分泌されるホルモンで、別名「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があります。
また、メラトニンが分泌されることで、抗酸化作用により代謝を上げたり、病気の予防や老化防止に繋がると言われています。
つまり、"早起き"することで、"早く寝られる"こともちろん、より"深い眠り"、さらには痩せやすい体や免疫アップ、老化防止にも繋がるということです!
ちなみに、メラトニンは、光により分泌が妨げられてしまいます。
寝かしつけの時や夜中の授乳中など、ついついスマホを見ることも多いですが、起きた時間の14時間後を目安に、夜は徐々に部屋を暗くしてスマホなどの光の刺激から離れて過ごすことが大切です。
また、新生児ではほとんど生成されないと言われているメラトニン。
10歳になる前くらいでその量はピークになり、その後加齢と共に減少するのですが、メラトニンの量が減ると、思春期が始まると言われています。
大きいお子さんがいらっしゃる家庭では、ぜひお子さんの様子チェックしてみてくださいね。
次回は、ポイント2「体を感じる時間を作ろう」についてお届けします。
【冨木留依(フリーヨガインストラクター)】
秋田県大仙市出身。 2011年大手スポーツクラブ入社後ヨガと出会う。 2019年フリーのヨガインストラクターとして独立。
2020年〜現在 泉区にある佐藤接骨院泉中央にてヨガレッスンを担当。
プライベートでは、 2018年結婚、2019年男児出産。 現在第二子妊娠中。