子どもの入院はある日突然…
Yママの体験談を前編でお届けしました。
前編はこちら:子どもの入院は突然?!3つの困ったことリアル体験談~前編~
後編は、コロナ禍にお子さんが入院したKママの体験談をお伝えしましょう。
次女がケガして入院したのは土曜日の夕方。
救急車で運ばれ、その日はICUの為付き添い不可でした。
翌日目を覚ましてホッとしたのも束の間、すぐに転院することになり、そこから付き添いが始まりました。
困ったこと1:家に残す長女のケアが心配だった
入院している次女のことももちろん心配ですが、小3だった長女のことも同じように心配でした。
搬送当日はお友達の家にお泊りさせてもらい、月曜日からは実家の母に頼んで学校に迎えに来てもらいました。
泉区内の実家で夜まで過ごすことにしてもらい、母がおかずを作って持たせてくれたことは本当に助かりました。主人にはテレワークをしてもらい、長女を優先する生活にしてもらっていましたね。
小学校の次女の担任に連絡した時に、長女の担任にも事情を伝えて、宿題や丸付けを大目にみてもらうようお願いしました。
主人とはスマホで細かにやり取りを行うことを心がけていたんです。
特に「緊急事態だから、長女にはとにかく寛容に接してね。怒らないでいてあげて。」と伝えたり…。
(できないことも多々あったようですが…)ただ長女の気持ちが持たない気配がしてきたので、最終的には病院と相談して、予定より1日早く退院させてもらいました。
困ったこと2:Wi-Fiが利用できない
当然ですが、外部とのやり取りはすべてスマホです。
心細い状態の長女とはLINEやテレビ電話でやり取りを行います。
そして、次女の症状について専門用語や病名を調べまくっていました。すると、あっという間にギガ数上限に到達!!!課金してギガを追加することになりました。
困ったこと3:自分のこと
次女の意識が回復後、付き添いの私は次女から絶対に目を離すことができませんでした。
トイレ・シャワー付きの個室だったので、トイレもドアを開けて会話しながら使っていたんです。お昼寝は、ラッキータイム!
娘がお昼寝している間に、看護師さんに外出すると伝えます。
看護師さんがいる場所から見えるようにドアを開けたまま、急いでコンビニに自分の食料を買いに行きました。慌てすぎて病棟へ戻るルートを確認し忘れ、病院内で迷子になってしまったこともあります(笑)
シャワーも、お昼寝してくれているすきに扉を開けたまま大急ぎで入っていました。
困ったこと番外編:今までとは違う「コロナ禍の入院」
両親ともPCR検査を行い、陰性確認後に私のみ小児病棟に入りました。
一度入ったら院外には出られないため、着替えや食事などの荷物は主人に運んでもらうことに。2度転院し、3番目の病院では荷物の受け渡しすら直接できなくなって。看護師さんに受け渡しをお願いするやり方でした。
主人とはすべてLINEでやり取りして一つ一つ確認したあと、看護師さんに受け取りをお願いしました。転院先の病院では、転院前の病院でPCR検査をして陰性だったと伝えたところ、それでOKだということは助かりました。
それに、個室だったため看護師さんなどが入ってくるとき以外はマスクを外すことができたところは楽でしたね。
大部屋だったら24時間マスクをしなきゃいけなかったと思うと、苦しいだろうな…と思います。小児病棟はコロナに関わらず普段から面会制限があるのですが、もしお見舞いに来れた場合は、入院中の次女が「一緒に帰るー!」と騒いだだろうと想像できるので、うちの場合は面会禁止でちょうど良かったかもしれないですね。
その他には…
小児病棟のプレイルームが使用不可になっていたんですね。うちよりもっと小さい子とその親は、部屋にこもりきりにならざるを得ないから、息が詰まって辛いかもしれないと想像していました。
お子さんが入院された他のママからも、こんな話を聞いたことがあります。
家で留守番していた上の子は、同居の義母が面倒みてくれてたから昼間は問題なかったんだけどね。
私が下の子の付き添いで家にいないのが不安だったのかな・・・おねしょをするようになってしまって。
これは駄目だと思って、病院に相談して急いで退院させてもらったんだ。
入院する子のケアはもちろん、家に残る兄弟姉妹の生活と心のケアも同時進行なので、大変なことも多いようです。
さらにコロナ禍において、より厳しい制約を課されているため、大変さも以前より2倍、3倍となっていることでしょう。
子どもの入院はないことが一番ですが、思いの外突然やってくるのが入院というお告げ。
ママたちの経験談は、子育てあるあるの予習につながると確信しているからこそ、千差万別な子育て経験談を残し伝えていきたいと思います。そしてそれが、誰かの役に立てると嬉しいです。
*コロナ禍のため病院によって対応が異なりますので、事前確認をおすすめします。
(編集:mamaBEonline!齋藤)