ママが学ぼうシリーズ第二弾として、開催した「家計の考え方を学ぼう」。
講師は、まちの不動産屋を経営する不動産投資家であり、フィナンシャルプランナー、証券アナリストの資格をもつ“かねぺい先生”。3児のパパであり、家計を切り盛りする夫でもあります。
講座レポートを前編と後編に分けてお届けしています。
前編はこちら:https://mamabeonline.net/mamabestyle/3934/
家計を考える上では、どれだけ蓄えがあるのかといった「ストック」と、お金の出入りはどういう状況かといった「フロー」の両面を見ていく必要があることを教わりました。
日々の支出は分かりやすいですが、蓄えについては意外と確認することがないかもしれません。
タイミングを決めるなどして、チェックすることをおすすめします。
家計の記録、いつしていますか?
ほぼ毎日家計簿をつけているという人は案外少なく、「以前は家計簿つけていたけど、めんどうくさくなったんですよね~」というママさんもいました。
性格や、管理が好きか苦手かの違いも反映されてきますが、家計の記録はいつ必要なのでしょうか?
考え方や、やりやすい方法というのは、各家庭で違うので絶対ではありませんが、実績を記録することだけが家計の記録ではなく、計画を練るということが大切になります。
年間でも月間でもいいですが、まずは「計画」を立てることをおすすめします。
我が家の場合は、年末年始にその機会を設けて、妻と年間の家計計画を話し合っていて。
もちろん計画なので途中で修正することもOK。計画を話してから実績を管理するのと、そうでないのとでは結果が変わってきます。
あるママさんは、
「私がお金の管理が好き、趣味と言ってもいいので全く苦にならないのですが(笑)例えば、夫がいつどうなるかわからないことだってあるので、むこう半年何があってもいいように計画はたてていますよ。」
と話してくださいました。
その話に、一同からは「お~~~すご~~い!」という声が!!
前編でも伝えた通り、家計は収入と支出のバランスを考えながら家庭を守っていくことなので、家計簿をつけることが大切なのではなく、収支のバランスをきちんと把握していることが大事なんですね。
そのお金、あなたにとってはどんな価値がありますか?
続いて、話はより具体的な内容になってきました。
収入と支出の分類の仕方についても学んでいきました。
例えば、
*固定的かつ定期的に出ていく、または入ってくる、お金なのか
*一時的かつ流動的に出ていく、または入ってくる、お金なのか
といった内容で4つの視点にたって分類をすることを教わりました。
最後には、費目の予算の立て方についての話へ。
例えば、〇〇がほしい!となったとしましょう。
その時に、それがあることで自分たちに価値をもたらすのかどうか?といった視点に立つことをおすすめされました。
「価値」はそれこそ一つとして同じではありません。
例えば僕の場合、リフレッシュや体力向上を目的としてレジャーを楽しむことに価値を置いています。家族旅行もその一つですね。その価値にお金をかけることは浪費や消費や経費ではなく、必要な「投資」と捉えています。
そして、その分の予算を計上して、その予算内で思いっきり楽しむことにしていますね。
結果的に生活の質が向上する、人生の満足度が上がっていくことに繋がりますよね。
その昔、「とにかく食費を削って貯蓄に回す」「5人家族、月々3万円の食費術」といった考え方も耳にしたことがあります。
削減、節約すること=家計の健全と考えそうになりますが…
削る項目と、維持する項目を「自分たちの価値」を基準にして考えていくことを忘れてはいけませんね。
次回は、10月3日(月)に開催します!
より具体的に、投資の話、住宅ローンの話などについてもお届けしたいと思います。
ぜひご参加ください!
かねぺい先生、noteで情報発信中!不動産投資にまつわる情報など、専門的な内容をわかりやすくお届けしています!
(文:mamaBEonline!齋藤)