【ママビー講座レポ】1/21「みんなでしゃべり隊VOL.2」

ママのやってみたいと、ママの息抜きを応援しているmamaBEstyle!です。毎月、さまざまな技を持ったママを講師としてお呼びし、見守り託児付き講座を開催しています。

 

2022年最初の講座は、「みんなでしゃべり隊VOL.2」でした。
(一社)個育てコーチング協会.代表理事の西城あやさん、そして個別教室のアップル・家庭教師のアップル代表の畠山明さんが来てくださいました!

会場は、最近オープンしたばかり、定禅寺アップルスクエア3階にあるアップルマイプレイスをお借りしました。
眼下に広がる定禅寺通りにうっとりすると同時に、おしゃれで落ち着く内装に心がワクワクしました。

 

まるで会議のような雰囲気♪

この「しゃべり隊」は、小学生以上の子どもをもつママやパパを対象にしています。そして、「お題がない」ということが特徴です。私たちが「テーマ」を設けて話すのではなく、参加者さんが話してくれる話題を起点として対話が広がっていくことを大切にしています。

様々なトークが飛び交うことで、共感の嵐が巻き起こります。
その中から自分の価値観や子育て観に活きてくるヒントが、フワフワとふってきます。
そして最後には、「あ~話してよかった~」「もっと話したかった~」という気持ちになり、”一体感”が生まれるのです。

 

小学校3年生になって、それまでとは違った成長を見せるようになった息子くんの話をしてくれたSママさん。友達からの影響も以前より多く受けるようになり、「めんどくせ~」という口ぐせを言うようになったけれど、自らやりたいと言ってはじめたスポ少が、息子くんにとって良い影響を与えていることに気づいたそうです。その良さをこう話してくれました。

「親以外の大人に認めてもらえること」「チームメンバーとの関わり合いで家庭では味わうことのできない関係性を築きあげていること」「人前で目標を発表することでやるぞ!と自分を奮い立たせていること」をスポ少を通して学んでいるような気がします。
はじめるまでは親の負担が増えるんじゃないか、とかマイナス面に目を向けがちだったんです…。実際、チームに所属するまでに半年はかかりました(笑)でも、子どものやりたい!という情熱に耳を傾けてよかったと思っています。

話がはずんで、時間はどんどん過ぎていきます

あやさんの息子さんも同じスポーツ少年だったこともあり、その経験を話してくれました。

スポーツでしか育てることができない部分というのもあると思うんですよね。息子が今でも中学、高校時代の部活仲間と仲良くしている様子を見ると、励ましあって、戦って、共に頑張ってきた仲間がいるってうらやましいな~って思いますよ。

ただ、指導者によって子どもは変化することが多いのも事実なんですよね。だからチーム選びは大切な部分もあるかもしれないな。子どもが何を目指していくのか、どういう風になっていきたいのか、ということを時々確認することも必要かもしれないね。

 

話をして、話を聞く。場が一つになっていく。

大学2年生と小学5年生の息子くんを持つNママさんは、同じ子育てをしていても、10年でその環境が大きく変化していることを話してくれました。

長男を育てている時より、次男の時は色んなことを取り入れていかないと!という親の焦りが大きくなった気がしますね。今は、オンライン化も進んでいるし、余計に焦る部分もあるんですよ。でも、子どものほうが案外、柔軟性があって色々な変化を受け入れているような気もしています。

ただ、コロナの影響もあって、外遊びの機会が減っていることはいいのかな…と心配になります。友達とゲームするにも昔は集まってからやるものだったのが、今はおうちにいながらオンラインでつながれてしまうし…。外に出る必要性がなくなってしまいますよね。

それに、学校行事も中止や縮小が多くて、子どものワクワクする気持ちが生まれにくいのもあるような気がしていて。ここ数年ないこと尽くしじゃないですか。だから、楽しみに思う気持ちを持つとどうせ諦めることになるから、はじめから期待しないでいよう…とかね。寂しいな…という気持ちになりますよね。

長年子育てをしている先輩の話はどれも考えさせられるものばかり…。
変わることは決して悪いことではありませんし、時代と共に変わって当たり前です。
だからこそ、激しい変化の波の中で、親である私たちのスタンス(考え方、価値観)がより問われてくるんです。

雑談から生まれる情報交換力が、コミュニケーション能力を育むことへとつながっていく

この時間で到達した一つの納得解です。
コロナ禍になり2年…「人との距離をとること」「給食中は話してはいけない」など子どもたちは様々な制約を日々課せられています。このことで、子どもたち同士の「雑談」も減る傾向にあり、ママたちも学校の集まる機会などがないために「雑談」することが減っています。

情報はいきています。いきた情報は、生きた人間同士の間で生まれ、育ち、価値観を変えたり行動を変えます。
いましばらく制約は続きますが、私たちはこのような機会をこれからも作っていきたいと思います。

会場を貸してくださり、ハッピーでやわらかな空気を作り出してくださる畠山さん、ママたちの話をやさしく受け止めた上で専門的知識や多様な経験を話してくれるあやさん、今回もありがとうございました。

また来年度も継続して開催していく「しゃべり隊」、ぜひご参加お待ちしています。

アップルマイプレイス:https://applemyplace.mystrikingly.com/

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