キッチンを通して見たシェアオフィス

キッチンを通して見たシェアオフィス

前回の記事「”シェア”がちょうどいい!暮らすように働く」の中で、シェア型複合施設THE6のシェアキッチンを紹介しました。

このシェアキッチンは、食事の場所に留まらず、人と人とをつなぐ役割を果たしているのですが、今回はこのキッチンに焦点をあてお伝えしていきます。

フリーランスや経営者の入居が多いTHE6では、入居者同士が接点を持たずに日々過ごすことがほとんどですが、“シェアキッチン”には、コーヒーを淹れたりランチを作ったり、入居者が交流しやすい空気が漂っています。仕事で行き詰まった時は、キッチンを囲みながら会話をすることで解決策が見えてくる時も。所属や職種は違っても、同じオフィスで働く人同士、“夢を応援し合おう”という雰囲気が自然と醸成されています。

夢が現実へと変わったきっかけ

【CHOOSE FOODS】主宰 宍戸由佳さんの話(2017年入居)

宍戸さん:自身が食事療法を受けた事をきっかけに、米粉を使ったパンやお菓子を作っていました。販売場所も探していたのですが、修行経験もない女性の開業は不動産屋さんも相手にしてくれず、両親も猛反対。唯一応援してくれたのが妹で、テレビでTHE6の特集を見たらしく「こういうところで試作をしてみたら?」と背中を押してくれました。知人の料理教室の会場を探す目的で訪ねたのに、そこで出会ったスタッフさんが私の事情を親身になって聞いてくださって。その優しさが嬉しくてすぐに入居を決めました。世の中の厳しさと居場所のなさを感じていた時だったので、明るいキッチンと楽しそうな空間に、舞い上がったんです(笑)2018年からは、現在も続けている【米粉マイスター認定講座】の会場としてもTHE6を活用しています。

宍戸由佳さん(写真左)と、【米粉マイスター認定講座】受講者のみなさん

自身の”在り方”を変えたのは、THE6のスタッフの言葉

宍戸さん:「ここは色々なことを共有したり、仕事を広げたりする場所なんだよ」というお話に、最初は私が提供できるものなんてないかも…と不安になりましたが、「今すぐ何かをgiveしなくていい」とも言ってくれたんです。だから、みんなとつながる時間を持って自信がついたら一緒に仕事をしよう!と、まずは入居者さんに試作を食べてもらうことにしました。心がけていたのは、簡単にでも自分の事を伝えること。ある時は製造許可のあるキッチン情報を教えてもらったり、デザイナーの入居者さんには商品のパッケージデザインもしてもらったりと異業種の人が一緒に働く場所ならではの出会いが沢山ありました。こうして徐々に活動を応援してもらえるようになったんです。

更なる挑戦と、両親の変化

昨年クラウドファンディングに挑戦した宍戸さん。目標は”応援してもらえる自分になること“。200人以上の支援者数を集め、成功を収めました。その反響は、意外なところにも。

 

宍戸さん:新聞に私の記事が掲載されたんです。それを見た父は更に追加で3部も購入してきて(笑)。自信を持って私の仕事を両親に見せることができたし、認めてくれるきっかけにもなりました。

 

今でもキッチンに立つ宍戸さんの周りには、楽しそうに会話をする入居者さんの姿があります。ひたむきに試行錯誤する姿を隠さずにいたことで、目標としていた「応援してもらえる自分」に近づいた、と宍戸さんは話してくださいました。

 

自分のお店も開店できる!TNERの使い方

TNERには、シェアキッチンの他に、営業許可があり1日単位でお店を開くことができるレンタルキッチンがあります。将来お店を開きたい人やお試しでお店を開いてみたい人に向けた場所です。

お菓子・パン・お弁当などの製造・販売が可能です。

大好きなバタートーストで、仙台のまちを明るく楽しく

【drop by GINKGO(ジャンコ)】AKIKOさんの話。

AKIKOさん:今年9月にTNER・2階のTNERCAFEで2日間お店を開きました。その時、沢山の応援をいただけたのが印象的でした。TNERの入居者さんには立ち上げを経験した人も多いようで、共感の声を寄せてくれたことが励みになりました。TNERからはSNSでの告知サポートいただいたり、さらに交流会でのケータリング依頼などもいただき、交流の場に参加する機会もいただきました。

AKIKOさんは営業毎に効率の良いオペレーションを考え、準備から営業までを一人で実施

昨年、関東から地元仙台に戻ったAKIKOさん。お店を構えるのが目標だが、方法を模索するために”小さく始めたい”と思っていたそう。そんな時条件に合ったのがTNERだったそうです。

 

AKIKOさん:今の目標は“寄り道”してくれる人を増やすこと。場所を借りる以上制限もあるし、コストもかかります。でも、TNERを利用する間はどれだけお客様に共感していただけるかの反応を知り、今後の展開を考える時間にしたいです。

 

今回取材をする中で何度も出てきた”応援”という言葉。THE6・TNERのキッチンは夢を叶える準備の場所であり、食を通じて人と人を繋げるコミュニケーターのような存在にもなっています。

「得意なことでなにかを始めたい」「私にもできるかな」と思ったら、

ぜひTHE6・TNERに気軽に遊びにきてください。スタッフをはじめ入居者さんたちが、あなたを“応援”する、そんな存在になります。

 

THE6・TNERについて、詳しくはこちら↓

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