【報告レポ】大学生等のためのライフプランセミナー@仙台青葉学院短期大学

急に秋らしさが増した仙台です。
小・中学校生の秋休みが昨日で終わり、今日から2学期がスタートしました。
長男が入学して半年…時間経過があっという間すぎて、驚いています。

さて、今月2日、仙台青葉学院短期大学にて、『R7年度 大学生等のためのライフプランセミナー』の第二部の進行をさせていただきました。
今回は、Kaziプロジェクトの木村さんと共に、45分間の時間をいただきました。
この企画は、宮城県保健福祉部子育て社会推進課子育て支援班さんが主催で、今年度内に宮城県内の大学数か所をまわるのですが、一回目の開催校が仙台青葉学院短期大学でした。

木村さんと二人で進行しています

第一部では、東北大学病院の周産母子センターの先生から、妊娠、出産、不妊治療にまつわる話がありました。
先生が仰っていた中で印象的だったのは、「妊娠したな、と思ったら必ず病院にいくこと」「医学的な妊娠・出産適齢期は現実としてあるけれど、それが、自分自身の最適な妊娠・出産適齢期であるとは限らない」というメッセージでした。

妊娠・出産に関する正しい情報や知識を知っているということは、男女問わずにとても大切なことだと思います。
知っていることで選べる道があるかもしれないし、不安や心配を解消する材料になることも大いにあります。
まだまだ先の話で自分事にするのは難しいかもしれませんが、「いざ」という時のために学んでおくことは大事ですよね。

木村さんとは漫談のような進行になります(笑)

私たちが担当した第二部では、「5年度、10年後の自分を想像してみよう!」ということで、ライフイベントの一つである「結婚」「子育て」について、ちょっと先(いや、だいぶ先)を歩く先輩として、経験談やデータを交えて話させていただきました。

私自身は、「結婚」「子育て」のおかげで人生が180度以上変わりました。
「結婚」して、人生の味わいが2倍となり、こどもを3人産んで「子育て」する中で、その味わいが5倍、10倍と増していて、一人では到達できなかった”人生”をしっかり味わっています。
人それぞれに価値観があるので、「結婚」「子育て」がすべてとはもちろん言えません。ただ、少なくとも私や木村さんの中では、「結婚」「子育て」のある人生を肯定しているということを伝えられたらいいなと思っていました。
まずは学生生活を満喫し、「働く」ということに向き合っていく学生さんたちにとって、ちょっと先(いや、だいぶ先)を歩んでいる私たちの経験がどれだけ役に立ったかわかりませんが、少しでも届いていたら嬉しいなと思っています。

若い子のなかにいるとそれだけで元気!

私は今月41才になるのですが、このような機会をいただくことで、自分の人生をじっくりと振り返る機会にもなりますし、誰かの小さな勇気になれることを幸せに思います。
学生さんに最後にお伝えしたのは、こんなことです。

「働くことだって、結婚だって、子育てだって、自分で考え、自分で決めることを大事にしてほしい。そして自分が選んだ選択を肯定してほしい!!」

失敗も色々あるけれど、それも含めて「自分の人生」を幸せに生きられる若者が一人でも多くなるように、次の学校でもしっかり努めたいと思います。

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