こんにちは!日々子育てを探究しながら、時々「コソダテ」という迷路の中で出口が見つからずもがく3児の母、エムケイベース代表の愛です。
はじまる時は「長いな~夏休み・・・」と細い目をしていましたが、案外あっという間に過ぎている夏休み。
異常な暑さと度重なる台風に翻弄された夏休みでもありましたね。
さて、突然ですが、質問です!!!
あなたは夏休みの宿題は、先に終わらせる方でしたか?それともギリギリに仕上げる方でしたか?
お子さんはどちらのタイプですか?
親世代が小学生の時の夏休み宿題事情と令和の小学生夏休み宿題事情は、かなりの変化が起きています。
仙台市内でも学校によってバラつきがあるので一概には言えませんが、コロナ禍で進んだパソコン利用推進のおかげで、夏休みの宿題にも大きな変化が訪れています。
夏休み終わりまであと数日、夏休みの宿題事情を覗いてみましょう!
一人一台のクロームブック、学校現場でも日常でも活用が進んでいます
夏休みだけではなく、日常の授業、宿題にクロームブックが頻度高く活用されるようになっています。
これも学校によって、学年によって、クラスによって事情がかなり異なるようですが、息子たちが通う小学校では、今年度に入って活用促進のスピードが上がっていると感じます。
授業参観でもクロームブックを使った授業を見ることが増え、1年前の授業とは様相がかなり変わっていることを実感しています。今を生きる子どもたちにとって、PCやタブレットを使いこなしていけることは大切な技術であることは間違いありません。ですが、情報を選ぶ力、言葉を選ぶ力、考える力も同時に養っていく必要があると私は考えています。
従来の学習法がいいのか、新しい学習法がいいのか?という問いに正解はないため、学校現場としても「何が良いのか模索段階なんです」と担任の先生が仰っていましたが、クロームブック出現のおかげで夏休み事情までも大きく変化することになったのです!
夏休みの宿題を家族の思い出にしちゃおう!!
親がデジタル機器を使いこなせるかどうかは、子どもの学習に少なからず影響を与えるのではないだろうか?と感じることも増えました。
上記の写真をご覧ください!!
親が外にいても家で宿題をする様子を監督できるのは、親自身がデジタル機器を使いこなせるから出来ること。
一度やり方を覚えてしまうと簡単な方法ではあるのですが、まずは「やってみよう!」と親が思ってみなければなかなかできないですよね。
親にとっては、隣にいなくても子どもが宿題をやっているかをチェックすることができる点や時間を効率よく使える点がメリットであり、子どもにとっては「見られている」という緊張感が「今、やらなくては!」という気持ちスイッチを入れることにつながっていくと思います。(ぜひ、お試しあれ~!)
一方で、同じ小学校の他の学年のママから話を聞いてみました。
小4の次男の場合、1日一行日記を入力して提出する課題があるんだけど、それを書くためにクロームブックを立ち上げ→ついでにデジタルドリルをするという流れが一日の流れで出来ているような気がします。あとは、「リコーダーの練習をする」という宿題も出て、それを動画で撮って提出するんだけど、ただの練習を親が見ているより緊張感があるので良いなとは思いました。
デジタルドリルはパッと見の量がすごく多いと感じたんだけど、何が終わっているのか?が分かりやすいのはいいですね。あと親が丸付けしなくていい点もラクではあるかと…。
ただ、自由研究、絵、工作、作文はやりたい人はやってもよいという指示なので、うちの子みたいにやらない人はやらないという点があるんですよね~。夏休みの特別な時間で、普段できない何かをして発表する場ってのがないのは寂しいなとは感じます。「○君の工作すごい!」「☆ちゃんって絵がうまい!」「△さんこんなこと思い付いて調べたんだ!」とかね。いつも見ている面とは違う面が垣間見えるのが夏休みの課題だった経験をしているからかな~。少し寂しいな~とは感じてますね。
我が家の息子たちももれなく、「やらなくていいなら、やらな~い」というタイプ。
私自身の夏休みを思い返すと、理科の実験をして、写真撮って、構成考えて、模造紙にまとめたり、プールで泳いでいる絵を描いたり、読書感想文コンクールに作品を出したり…意外と慌ただしい夏休みを過ごしていた記憶があります。親を巻き込み、親に実験をさせていた記憶もあります(笑)
その根底には、「みんなにすごいって言ってもらいたい!」とか「コンクールで入賞したい!」とかそんな気持ちや見栄があったのですが、我が子たちにはその感覚がないのかもしれませんね。
どちらが良い悪いという話ではありませんが、夏休みの宿題=家族との思い出として残っているので、家族としての共有体験の機会と捉えれば、30年以上前の私の夏休みも良かったのかもと思います。
最後に冒頭の質問についてですが、小学生の頃の私は、夏休みの宿題を早々に終わらせてしまうタイプでした。計画をち密に練ることができるタイプではなかったし、親は口出しをしないタイプだったので、時間がかかる課題以外はもらってすぐに終わらせていました。
しかし・・・
我が子たちは違います(笑)
「はやく終わらせたら?あとでラクじゃん!」と話かけると、「大丈夫~まだ大丈夫~」と返答が返ってくる始末。
完全放置もできませんが、どこまで「大丈夫」と言っていられるのか、温かく厳しく見守りたいと思います!
(文:mamaBEonline!齋藤)