3人の子どもを育てながらパワフルに楽しく”良いとこ取り育児”を実践しているMAMIさん。
Instagramでも日々「子育て」に関するお役立ち情報を発信をされているのですが、月に1~2回、mamaBEonline!にも登場してくれることになりました。
3回目は、MAMIさんの経験談から教わる、「子育ての固定概念を捨てられた理由」の後編をお届けします。
前編の記事はこちら:https://mamabeonline.net/dear_mama_woman/3133/
カチコチに固まっていた、子育ての固定概念
- 料理は女が担当せねばならない
- 家事・子育てはママがするべきだ
- 掃除・片付け、きれいにするのが当たり前
- 急ぐ時には走りましょう
- 早寝・早起きは当たり前
- 接客はしっかりと、失礼のないように
- 思いやりをもって、常に相手を優先する
- やりたくないことも、不得意なことも、やるべきだ
私は、本気でこのように思っていました。
しかし、たった2年というアメリカ生活の中で、私の中の固定概念はがらっと変わることになったのです。
何よりも「自分」を大切にする
- 男性も女性もほとんど関係なし。家事・育児はやること
- (私が感じたのは)子どもや女性が大切にされる文化だということ
- 基本的にみんなゆったりしている。(住む場所によっても違うと思いますが…)走っている人はランニングの人のみ(笑)
余談だが、ディズニーランドでさえも走っている人は見なかった(日本では走っている人、見かけるよ!) - 接客中も何か食べたり飲んだりしている店員さんが多い
- お客様の責任が多いような気がする。思いやりがある人ももちろんいるけれど、基本的に「自分優先」
- やりたくない時は、断わることOK
もっとありますが、異文化に触れ続けていると、「あれ?私、日本人だったかな?」というくらい価値観が変わったのでした。
皆さんは子育てについてどのような価値観を持っていますか?
自分で自分に問う「その価値観、どこから来ているの?」
・あなたの価値観はどこからきていますか??
・やらなくてはいけないことは、本当にあなたがやらなくてはいけないですか?
・それをやると(もしくは、やらないと)どうなると思いますか?
・本当にあなたがやりたいことはなんですか?
今の環境のもとで子育てをしていて、【なんだかちょっと苦しいなぁ、辛いなぁ】と思うことがある方にはおすすめします。
自分で自分に質問をしてください。
「その価値観や考え方、どこから来ているんだろう?」と。
子どもの頃からでしょうか?親の影響でしょうか?その考えは変えられることでしょうか?
子育てに正解がないように、価値観にも正解はありません。変わることは大いにあります。
辛くなったり、苦しくなったり、悩んだ時には、ちょっと立ち止まって、自分に質問をしてみることで解決することがあると思います。
また、今は、外国に住むという選択は簡単ではないですが、
住む場所や環境を変えることが、生き方そのものまで変えてしまうことがあるということを私の実感として伝えたいと思います。
子育ては「お気楽に」くらいがちょうどいい
私が子どもを連れて日本に帰国したその日、スーツケース2つに重い荷物を背負っていました。
さらに、小1・年中・0歳の子を抱えた状態でしたが、席ひとつ譲ってくれない疲れた日本人男性たちを見て、
【あぁ、戻ってきたな。また、大変な毎日が始まるのか…】
と思いました。
日本のこういった光景はすぐには変えられないことも多いですが、
「お気楽に」子育てを考えるくらいがちょうどよいのではと思っています。
子育てへの考え方、子どもたちとの接し方などは、ガチガチに固めるものでも絶対的なものでもなく、ユルユルと流動的に「お気楽に」考えていいと私は思います。
「よく頑張って産んだね。今のまま、そのままのMAMIちゃんでいいからね。じゃあね~~」
前編でも紹介した、産後2週間のあの日、母が言ってくれたひと言。
「今のまま、そのままの私でいい」ということを堂々と認めて、子育ての固定概念を取っ払っていきましょう!!
【MAMI(輝きベビートレーナー)】
ワーママ&ワンオペ、家族のために!と頑張りすぎていた3児のパワフル元看護師ママです♪
≪どうしてわたしばっかり大変なの?!≫と頑張りすぎパンクしているママが、子どもの才能を伸ばす関わり方を習得することで、≪自己肯定感が高く!自分を大切にできる≫ことをサポートしています。
家族でのアメリカ駐在経験で得た広い視野も生かして、その辺の普通のママがモンテッソーリ教育を始めてみました。毎日楽しく考えながら育児しています。