3人の子どもを育てながらパワフルに楽しく”良いとこ取り育児”を実践しているMAMIさん。
Instagramでも日々「子育て」に関するお役立ち情報を発信をされているのですが、月に1~2回、mamaBEonline!にも登場してくれることになりました。
3回目は、MAMIさんの経験談から教わる、「子育ての固定概念を捨てられた理由」の前編をお届けします。
子育て中あるある、他者と比べて、自己評価をさげる
子育てをしていると、ついつい感じてしまうことってありませんか?
・ずっと泣かせてるわけにはいかない
・失礼な行動はやめさせないといけない
・恥ずかしいところは見せられない
・子どもの悪い行動はしっかり叱らないといけない
・子どもがかわいそうな思いをしないようにケアしなくてはいけない
これらはすべて「周りからの目線」を気にしているあまり、勝手に感じてしまうことですよね。
他にも、
・同じ月齢の子と我が子を比べてしまう
・他のママを羨んでしまう
・実母や義母さえも比べてしまう
なんてこともありませんか?
そんな時に考えるのは、「私はまだまだ…」と評価を自ら下げてしまうこと。
私は、こう思っていました。
子どもの為に、家族の為に、いつも精一杯全力家事・育児・仕事までこなしてなんぼでしょ!
だって私は、気の利く【母】・【妻】・【嫁】なんだから!!
自分の中の完璧を求め、やりたくないことでも自ら引き受け自分を苦しめていたことにも気が付いていなかったんです。
そのままのあなたでいいよ、と母のひと言
雪がちらつく10年前の冬、私は、仙台で長女を生みました。北海道出身なのですが、生後2週間、母が北海道から来てくれていました。私はというと…あたふたしながら何もできず、ただおっぱいを飲ませて、おむつを替えるだけの生活でした。
母が帰る日、玄関で私にかけてくれた言葉は今でも覚えています。
「よく頑張って産んだね。今のまま、そのままのMAMIちゃんでいいからね。じゃあね~~」
私の中では「何もできない、やり方がわからない、何していいのかわからない」というすべてわからない状態だったので、母の言葉のあと、娘を抱っこしながら、しんみり涙したことを覚えています。
「あなたはあなた、今のままそのままでいい。」
子育てが始まって自分の人生を考え直すことになろうとは、この時は知る由もなかったです。
毎日が忙しい…記憶にない二人子育ての日々
2人目が生まれてから、私は職場を探すため、子どもを連れて夏のハローワークへ二ヵ月通いました。
長女2歳、次女6か月の時に無事に職が決まり、初めてパートという立場で「看護師」復帰をしました。
復帰してからはというと…家事→育児→仕事の繰り返し。仕事の日は朝4時に起きて、23時頃まで動いていました。自分がご飯を食べたことも、いつトイレに行ったかさえも忘れていたような気がします。
移動は、ほぼ走っていました(笑)
慣れない仙台での子育てということも重なって、特別何もないのに、なぜか毎日があっという間。
からだの不調は感じていたのですが、若かったこともあって何とかなっていた部分はあります。
忙しさに充実感はありましたが、どんな日々だったかあまり記憶がないんです。
価値観が180度変わった!夫がもたらした転機とは…?
「アメリカに行ってみない?」と夫のひと言。
母の言葉に次ぎ、私の人生や価値観をがらりと変えるきかっけになった夫の言葉です。
海外経験ほぼなし、中学レベルの英語力、そして4歳半と3歳の子どもがいる、そんな状況でしたが、
「アメリカ駐在帯同」で、私は変わったのです。
さて、MAMIの価値観や考え方はどのように変わったと思いますか?
次回はその中身についてお届けします。お楽しみに~。
いかがでしたか?
MAMIさんの出産時の話、似たような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
無力感にさいなまれ、自分で自分を苦しめてしまうことも起こりやすいのが産後の時期です。
それは、あなただけではなく、出産を経験した誰もが通る道だと言ってもいいかもしれません。
しかし、出産や育児は、MAMIさんのように自分の人生を見つめ直したり、価値観を見つめ直す絶好の機会にもなります。
後編は、MAMIさんのアメリカ生活の中で起きた変化を中心にお届けします。お楽しみに。
【MAMI(輝きベビートレーナー)】
ワーママ&ワンオペ、家族のために!と頑張りすぎていた3児のパワフル元看護師ママです♪
≪どうしてわたしばっかり大変なの?!≫と頑張りすぎパンクしているママが、子どもの才能を伸ばす関わり方を習得することで、≪自己肯定感が高く!自分を大切にできる≫ことをサポートしています。
家族でのアメリカ駐在経験で得た広い視野も生かして、その辺の普通のママがモンテッソーリ教育を始めてみました。毎日楽しく考えながら育児しています。