第二回 宮城を選んだヒトビト

mamaBEstyle!副代表のaiがお届けするコーナー。題して、「宮城を選んだヒトビト」。私自身は長崎出身ですが、2017年から夫の故郷・泉区で暮らして4年目です。仙台を中心として宮城で出会った「宮城を選んだヒト」や「宮城を好きなヒト」を紹介しながら、宮城の魅力を一緒に探訪していきましょう。地方移住や新しい暮らし方、生き方を模索しているヒトビトの参考になれたら、さらにうれしいです。

自分で扉を開く楽しさが、転勤族の醍醐味

凛とした美しさの冨野真美子さん

今回は、「冷蔵庫を変えると暮らしは変わる」をコンセプトに冷蔵庫収納スペシャリストや住宅収納スペシャリストとして活躍されている、冨野真美子さんに登場していただきます。

 mamaBEstyle!の講座で真美子さんと出会っていたのですが、じっくり話をしてみたいと思っていた方であり、九州出身繋がりにも親近感がありました。さらに、今年の4月、仙台市内に一軒家を建てられていたので、取材を兼ねたご自宅訪問にウキウキでした。

 「実は二度目の仙台転勤だったんですよ。」

東日本大震災前後は、ご主人と共に仙台に暮らしていた真美子さん。3年の転勤期間を終えて、違う土地へと引っ越したのち、現在小学校2年生の息子さんが年少児の時に再びの仙台転勤で戻ってきたそうです。

 

転勤族って楽しいですよね!転勤の繰り返し自体が楽しいって思えます。新しいモノに出会えるワクワク感、知らない食べ物に出会える楽しさ、さらに色々な人の価値観にも出会える転勤族って楽しいなって思っています。」

 

そう笑顔で話してくれる真美子さんでしたが、お子さんを伴っての二度目の仙台転勤は辛いこと、悩んだこともたくさんあったと言います。

「途中入園で仙台の幼稚園に入った時、息子がなかなか園に慣れることができなかったんです。プレから来ている子たちも多くてすでに友達の輪があったりして。でも、“行きたくない”とは言わず外では一生懸命頑張ってしまうタイプ。頑張ってしまう反動が家の中や私に返ってくるんですよね…。」

子どもを連れての転勤や引っ越しの大変さは私自身も経験しているので、

「そうだよね。親子ともども大変だったよね。すごくよくわかる…」とうなずくばかり。

パパの決断が家族の決意


2階リビングに続くご主人こだわりの階段

時間の経過と共にすっかり馴染んだようですが、子どもの様子に誰よりも敏感だったのは、ご主人(パパ)だったそうです。

 

「夫は、子どものことが大好きで一緒にいたいタイプ。だけど、全国転勤だから、いつまたどこに行くかわからない。子どものことを一番に考えた決断をしようと動きだすことになりました。」

 

ご夫婦での長い長い話し合いが始まったと言います。

 

「夫は埼玉県出身で、私は福岡県出身。埼玉で家を建てるべきか、ゆかりもなかった仙台に家を構えるべきか…それはそれはたくさん話し合いをしました。休みの時に埼玉で土地探しをしたこともあるし、見学も行きましたし…。なかなか決められず時間だけが過ぎていくんです。」

 

「でも、私が最初から貫いたのは、家を建てて住む場所は、夫が決めるべきだということ。働いて稼いでくれているのは夫だし、夫がどうするか決断するまでは待とうと思っていました。」

 

こう言い切る真美子さんの言葉に、一本の芯がすっと通っている揺らぎのない意志を感じました。

 

「そうしたらある日突然、“仙台に家を買おう”と夫が言ってきたんです。」

ご主人の決断が家族の決意。それから仙台で家を建てるための情報集めや見学などがスタートしました。

仙台の雰囲気や空気感がちょうどいい

圧巻の整理収納術!美しい~!

なぜ仙台だったんでしょう?仙台にはどんな良さがあるんでしょう?

という問いかけにこう答えてくれました。

 

仙台はなんだか福岡と似ている部分があるんですよ。土地や雰囲気というのかな。人も温かいし、馴染みやすさがあるし。自然も多いし。なんだろ…ホワンとしているやさしさみたいなもんですね。夫も仙台の空気や雰囲気が合っているようです。そんなところが良さなのかな~」

 

仙台の子育て環境はどうですか?

さらに質問を重ねました。

 

地域の輪がある感じがしますよ。子ども会で地域のおじいちゃん・おばあちゃんとも交流したりしますし、知っている人が増えるのはいいな、と思います。」

 

冨野家が居を構えたのは、以前住んでいた仙台の街中とは違う昔ながらの閑静な住宅街。

息子さんはコロナ禍で仙台市内での転校を経験したけれど、慣れるスピードは以前よりずいぶん早かったそうです。年配の方々が多い地域に新しい家が建ったことで、町内会長さんから「若い家族が来てくれた」と喜ばれたエピソードも教えてくれました。

 

最後に、これからの真美子さんの活動についても話しました。

整理収納で人が変化するという経験を現場で何度も積んでいて、とてもやりがいを感じています。さらにせんだい食エコリーダーとして、家庭内の食品ロスを削減する取り組みももっと力を入れていきたいですね。私、お片付けも好きだけど、料理も好き自分のカラーを活かして、誰かを喜ばせるこの仕事をもっとやっていきたいです。」

 

しなやかな強さを秘めた真美子さん。さらなる活躍が期待されるその活動を心から応援しています。

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冨野真美子さんプロフィール

KÖHARUBIYÖRI 代表。2人の子供の母。

東北初の冷蔵庫収納スペシャリストとして住宅収納スペシャリストの経験を生かした

「食品ロスを防ぐ冷蔵庫収納術」と「暮らしを楽にする仕組みづくり」をお伝えしています。

ご自宅の整理収納サポートも行っておりますのでお気軽にご相談ください

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