「子どもと共に育ち合い、生かし合う」
というテーマをかかげているNPO法人エムケイベースは、このテーマを象徴するようなイベントを企画し、2月23日(水・祝)無事開催することができました。
「小学生だって文化祭~子どもの<好き>が交わる時~」
3回に渡って、子どもたちの当日の様子をレポートしています!
今回ご紹介するのは、キッズマジシャンRENTO君とビートボックスを披露してくれたATSUYA君です!
僕のマジックで、笑顔になってくれますように
2年生のキッズマジシャレンRENTO君が登場です。
リハーサルの時からすでに、RENTO君から放たれる空気は違いました。
2021 年テンヨージュニアマジシャンコンテストで、クリエイティブ賞を受賞し、トランプマジックからステージマジックまで幅広い内容を展開できる実力派。
他の出演者の子どもたちからも、「マジック見たい!」という声を数多く聞きました。
マジックを始めたのは、YouTubeがきっかけだったそうです。
<僕もやってみたい!>という気持ちが芽生え、<好き>や<特技>へとつながっていくことは、素晴らしいことだと感心するばかり。
ステージ構成も完璧で、ママが流してくれる音楽にピッタリあった演目が次々と繰り広げられました。
さらに、ステージ上でのふるまい、無駄のない動きも完璧そのもの!
普段の練習の様子がすけてみるようで、また感心しっぱなしでした。
後半は、空飛ぶテーブルの登場!
どこを見ても仕掛けがわからず…観客席からも、「すごーい!」とどよめきが生まれていましたよ。
RENTO君、楽しいステージをありがとうございました。さらに技を磨いて、もっとパワーアップしたRENTO君にまた会えることを楽しみにしています。サポートしてくださった、お母さま、お父さまもありがとうございました。
「僕もやってみたい!」、僕は、憧れに魅了された
5年生のATSUYA君は、ビートボックスを披露してくれました。
ユーチューバーのヒカキンが大好きなATSUYA君。ビートボックスを披露するヒカキンと、ビートボクサーダイチを見て、「かっこいい!」「自分もやってみたい!」と思って始めたそうです。
たった一人で、しかもはじめてのステージ。スポットライトを浴びると、緊張はより高まります。リハーサルの時から、大好きなあや先生がそばで見守ってくれていて、心強かったことでしょう。
大好きなあや先生とは、司会を務めてくれた西城あやさんのこと。実は、あやさんが主宰するピアノ教室に3歳の頃から通うATSUYA君だったのです。
一番近くで応援していたあや先生は、感動いっぱい胸いっぱいの様子。
「あんなに小さかったあっ君が堂々とステージで自分の好きを披露する姿を見れて、先生は嬉しいよ」と語っていました。
ビートボックスの魅力は?と聞くと、
「いつでも、どこでも、一人でもできること」
「道具もいらなくて、口だけで披露できること」と話してくれました。
普段は、東京にいる先生とオンラインでつないでレッスンをしているATSUYA君ですが、はじめて5か月とは思えないステージで、見ている側は思わず一緒につばを飲み込みたくなるような感覚に。
「口が乾かないように、飲み物用意は必須です」と事前に教えてくれたのですが、確かにその通りだと実感しました。
何がきっかけで、子どもの心に火が付くかはわからないですね。
「YouTubeばっかり見て…何してんの!」とついつい言ってしまうこともありますが、子ども自ら見つけた<僕もやってみたい>を全力で応援しているお母さまも素晴らしいと感じました。
ATSUYA君、緊張したと思うけれど、立派なステージでした。
さらに<好き>を加速させて、いつかヒカキンを越えるビートボクサーになってね!
では、最終回のレポートもお楽しみに♪