あっという間に9月になりました。今年もあと4か月…早いものです。27日から緊急事態宣言が宮城には発令されていますが、宣言が出される前の8月22日、子どもたちの夏休み最後の日曜日に、小学生親子を対象に「プログラミングって一体何なの?」講座を無事開催することができました。
その時の様子を2回に渡ってレポートしています。
前編は、こちら:【ママビー講座レポ前編】プログラミングって一体何なの?
後編はこの講座で実際に作ってみたゲームのこと、講座の途中で実施した小学生のための座談会の様子や参加者の声をお届けします。
やった!できた!を人前で披露すること
この日、我妻さんが指定したアプリ「スクラッチジュニア」を使って、子どもたちはオリジナルのもぐら叩きゲーム作成に挑みました。
我妻さんから教えてもらった手順をすぐに理解し、「できるできる!」とスラスラ指を動かす小学生たち。
自分たちの世代にはなかった世界がすでに広がっていることを実感しつつ、飲み込み力の差を感じる場面でもありました。
できたことを人前で発表してみること
一見簡単だけど、緊張する瞬間。インプットしたことをアウトプットすることで、自分の自信につながることはもちろん、得たスキルや知識が確実なものとなり、他の子たちにも刺激を与えます。一番にできて、発表してくれたA君、ありがとう!
この方法ってできないかな?と自分で考える
これってコピーできないんですか?
我妻さんが示した手順の中で、「コピー&ペースト」したら作業が短縮できるのではないか?と発見した子がいました。
コピーしてできないの?と気づいたり、さらにタブレットをモニター代わりにして作業を効率化する姿をみて驚きました。
子ども一人ひとりの個性があって面白かったです!(我妻さん談)
教えられた通りにすることももちろん大事。ですが、「この方法はどうかな?」と与えらた情報の中で自分で考えてみることも学びの一つだと感じたのでした。
小学生だって、話したいんです
mamaBEstyle!は、「令和3年度仙台市仙台市地域づくりパートナープロジェクト推進助成事業」に応募し採択されています。そのうちの一つの事業として、
こどもたちが自分の育っている環境(学校など)について日頃どう感じているか?
について調査をしています。
参加者である子どもたちに協力してもらい、プログラミングの楽しみの合間に座談会を開きました。
・学校は楽しいけど、ルールが多すぎる
・雨の日は廊下にも出ちゃいけないって言われていてつまんない、暇…
・今年はプールにほとんどは入れなくて、つまんなかった。どうせ濡れるなら雨の日でも入っていいじゃん!って思うよね
・コロナになって図書室に行く回数も減らされてつまんない
・校長先生が代わって学校の雰囲気ががらりと変わってしまった
学年、学校がバラバラで「はじめまして」の子たちも多いなかでしたが、誰か一人が発言し始めると、次々に自分の考えを発表してくれる姿に感動しました。
学校のルールとして守る必要のあることは、実は子どもたちはそれぞれよく理解しています。しかし、コロナ禍によって、さらなるルールが追加され、制約が増えたと感じている子どもたちは多数いました。
我慢しなさいというのは手っ取り早いし、学校側も様々な対応に追われていて仕方ない面は大いにありますが、
子どもたちには、一人の人としての立派な意思があるということ
を、子どもたちから教えられた時間となり、ますます多くの子どもたちの声を聞いてみたくなったのでした。
子どもも大人も、安心の中で楽しむ
小学校高学年と低学年の子ども、二人ともが楽しめていました。大人も楽しかったです。換気や消毒も気を遣ってあり、安心して参加できました。
寝る直前までプログラミングの話をしていたよ。また行きたいそうです!
参加してくれた親御さんから寄せられたコメントです。
開催するかどうか正直悩みました。しかし、対策を講じ、参加者の皆さんの協力もいただき、無事開催できたことをメンバー一同、そして講師の我妻さんとも喜びを分かちあいました。
現在はまた「集まる」ということが実現しにくい状況となっていますが、状況を注視しながら、mamaBEstyle!としては、子どもたちのためにできることを模索し、
子どもたちの未来のドア
を開拓したり、一緒に楽しんだりする機会や時間を作っていきたいと思います。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
【講師の我妻あゆみさんの紹介はこちらをどうぞ】
第七回 宮城を選んだ人~我妻あゆみさん前編~ | mama BE online! | ママがつながる情報サイト | 宮城県仙台市
第七回 宮城を選んだ人~我妻あゆみさん後編~ | mama BE online! | ママがつながる情報サイト | 宮城県仙台市