【完成報告①】みんなの子育てQ&A、2冊が完成しています

やっと過ごしやすい季節の仙台になりました。ただ、朝晩の冷え込みで体調を整えるのも一苦労・・・
乾燥にも気を付けて、温かくして過ごしていきましょう!

さて、9月23日に行われた仙台市主催の『みんなの子育てフェスタ』にて配布した冊子「みんなの子育てQ&A」について、きちんと報告ができていなかったのですが、何回かに分けて報告しようと思います。

私たちだからこそできる、何かはなに??

私たちNPO法人エムケイベースは、㈱東北博報堂プロジェクトチームのパパ×パパと協働で、「みんなの子育てQ&A」を発行しました。遡ること数か月前、「いつか協働で子育て世代のために、何かできるといいですね!」と雑談していたことが実現することになりました。

制作に携わったメンバーはみな子育て真っ最中。最近パパになった制作メンバー、小学校高学年を育てる子育て歴10年を超えるメンバーが関わっています。

私たちにできる何かは、なんだ?

その「何か」の答えを見つけるのに少し時間はかかりましたが、それぞれが得意とすることを持ち寄りカタチにしていくことはできないかとたどり着き、冊子をつくることを決めました。
「どんなことを伝えたいか?誰に届けたいか?どうやったら伝わるか?」などを決めるために、話し合いを重ねていきました。

子育てのはじまり、みんな不安でみんな悩む。

子育てという未知の領域に踏み込む時、皆さんはどうやってその時をスタートしますか?

育児本や育児雑誌を読んで予習したり、先輩ママや親に話を聞いたり、行政や産院が開催する両親学級に通ったりなど、様々な情報収集手段がありますよね。
今は子育て関連のアプリや記事も充実しているので、かえって情報があふれ返り、あれもこれも取り入れたくなったり、何が正しいのか混乱したりする場合もあると思います。

私もそんな経験をした一人です。長男を産んだ11年前、周りに子育て家族があまりいなかったため、雑誌から情報を収集することが多く、妄想しては、夢を広げての繰り返しでした(笑)
のぞいたことのない世界だからこそ、誰もがキラキラと輝いているように見え、勝手に「理想のママ像」をつくりあげていたような気がします。

私は、早くも出産時に「聞いてないよ!こんなはずじゃなかった!私の理想はちがーーう!」という洗礼を受けました。
「感動して泣くと思ってたけど、ただただ疲れたんじゃーーーー!!!わたしを解放してくれーーー」という感じ・・・。

冷静になって考えると、40時間を超える出産ゆえに、無気力&疲労困憊だったのは当たり前。それに、一人として同じお産はないし、元気に生まれてきてくれただけで十分…。なのに、私のお産が正解とは程遠かったような気持ちがあったのだと思います。

これまでの子育てと、これからの子育てを全肯定しよう!


学校で教わってきたような正解はない世界、それが子育て界。

それに、子育てにも段階があって、子どもや家族の状況に応じて、抱く悩みや不安も変化する…。
3人産んで子育てを10年以上続けてきて、そして、活動を通して出会ってきた様々なママと子どもたちと触れあって気づいたことは、とてもシンプルでした。

子育てに「正解」はないこと。
家族それぞれにあった「最適解」があること。
誰かと比べたり、頑張りすぎたりせず、「面白がる」くらいがちょうどいいこと。
誰かに「頼る」ことを、ためらわなくていいこと。

こんなメッセージを、これから子育てをする方々に伝えたいと思いました。
また、今子育てを頑張っているママやパパに、「じぶんの子育て」を肯定してもらいたいと思いました。

そのために、仙台市にお住まいのママ、パパ約100人にアンケート調査をすることにしたのです!!!

今回は、ここまで。
次回は、制作の裏話のあれこれをお届けしたいと思います。

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