【防災力をアップデート】防災食(デザート)編

3月1日に開催した細谷さんによる「大切ないのちと財産の守り方」講座を元にして、mamaBEstyle!メンバーの学び合いを公開しています。

 

前回子どもたちと一緒に「ポリ袋de防災クッキング」をしました。想像以上においしくできたことが嬉しくて、今回はデザート作りにチャレンジしてみました!

 

簡単に手に入るポリ袋に材料を入れてお湯で加熱するだけのレシピを見つけました。きっとお菓子作りが苦手な私でもできるはず!
さあ、スタートです。

 

前回の記事はこちらをチェック
https://mamabeonline.net/livein-miyagi/2334/

 

【バナナ】を使った蒸しパン作り

袋に材料を入れて、混ぜればOKです。

 

材料は、ホットケーキミックス、バナナ、牛乳、サラダ油をご用意ください。そして食品用&湯煎が可能な高密度ポリエチレンのポリ袋1枚も準備してください。

材料は袋の中で混ぜます

火力を調整♪

 

袋ごとお湯の中に入れて、20分ほど加熱したらできあがりという簡単クッキングなのですが…

 

うん?あれ?見た目が蒸しパンではない…??

 

でも…見た目で判断してはいけない!きっとおいしいに違いない!と期待を込めていざ実食!フワフワではなく、ものすごくモチモチ~。やっぱり蒸しパンではないかも~(笑)

 

しかし、食べてるうちになにやら懐かしい感情が沸き上がってきたのです。三重県出身の私が昔よく食べていた「鬼まんじゅう」の食感によく似ているんです。

 

東海地方で食べられている「鬼まんじゅう」。また食べたいな~いつになったら実家に帰省できるかな~と、なんだか突然、郷愁に浸ってしまいました。東海地方出身の皆さん、モチモチで鬼まんじゅうぽくっておいしいので、ぜひお子さんと試してみてくださいね。

 

【寒天】を使ったポリ袋デザート

こちらは、ペットボトルに直接粉寒天を入れて、よく混ぜ、それを袋に入れて、お湯で調理するレシピ。

 

ペットボトルジュース1本だと一人で飲み干してしまいますが、ゼリーにすることで何人かで分けることもできるし、寒天を使うので、食物繊維も取れます。

 

被災時には生鮮食品が手に入りにくいため、食物繊維不足で体調を崩しやすいというお話を聞いていました。これは、最適なデザートになりそうです。

 

寒天は常温で固まるし、長期保存もできるので万能ですね。

 

試しに、”なっちゃん(オレンジ味)”と抹茶ラテで作ってみました。

”なっちゃん”を使った寒天は、そのまま”なっちゃん”の味のままで、おいしかったです!

 

大失敗したのは、抹茶ラテ。
固い部分と、固まってない水分の部分の2つに分離しました。固い部分はものすごく苦く、水分のところは甘くておいしい。
抹茶の粉と寒天が集中してくっついてしまったようです。

 

お菓子はレシピ通りに作らないといけないはずなのに、勝手にアレンジしたのがミスの原因だと思われます…(反省)

 

もう1点。このレシピは袋に入れたままで固めます。だから全然冷めないんです。

 

冷蔵庫や保冷剤は実際の被災時には使えないことが多いですよね。寒天は冷蔵庫に入れなくても常温で固まりますが、今回は時間がかかりました。

 

簡単だけど、冷やし方やまぜる素材などの工夫は必要ですね。

 

平時だからこそ、チャレンジできる

ご覧の通り、成功と失敗が半分ずつといった結果でしたが、災害時でもデザートが作れることがわかりました。

 

しかし、被災時に急にいつもと違う調理法を実践することは難しいかもしれません。自分ができる方法、子どもでも作れる方法を見つけるためにも、なにもない平時にチャンレジしてみることをおすすめします。

 

子どもと一緒に実験感覚でもできそうです。ぜひ、一度試してみてくださいね!

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