「働く女性を支援する」という企業理念をもつ、株式会社Lateral Kids(ラテラルキッズ)は、もりのなかま保育園を中心に全国50か所の事業所で保育サービス業、子育て支援事業、人材育成事業を行っています。
mamaBEonline!が拠点を置く泉区には、泉中央駅から徒歩7分の場所に「もりのなかま保育園・泉中央園」があります。
もりのなかま保育園は、こども時間を大切に、一人ひとりを重視した保育を行い、食育活動や保護者支援にも力を注いできました。
そして、新たな取り組みとして、もりのなかま保育園・泉中央園では、保育にサイエンスを取り入れるプログラムが始まっているのですが、保育にサイエンスとはどういうことなのでしょうか?
駅近の利便性と温かい保育環境があります
はじめに、ラテラルキッズが運営する施設の1つ、「もりのなかま保育園 泉中央園」を紹介します。地下鉄南北線「泉中央駅」より徒歩7分という好立地にある企業主導型保育園(※)です。
泉中央駅から近いため、通勤で泉中央駅をご利用されている保護者にとっては、お預けから出勤までの時間を有効に使えます。また停車スペースもあるため、車での送迎も可能です。
ラテラルキッズのオリジナルキャラクターである”もりのなかま”たちが可愛くお出迎えする園の雰囲気は、とても穏やかで、こども時間とそれぞれの個性を大切に保育を行っています。
また、園長先生をはじめ職員もこども一人ひとりを大切に、温かく成長を見守っています。
※企業主導型保育園とは?
企業主導型保育園とは2016年4月に内閣府が 「子ども・子育て支援法」(平成28年改正)に基づきスタートさせ、多様な就労形態に対応する保育サービスの拡大を行い、 待機児童の解消を図ることを目的として開始された事業です。
詳しくは、特設ページをご確認ください。https://www.morino-nakama.jp/pdf/teikeiriyou02.pdf
保育にサイエンス、3つの力を身につけます
もりのなかま保育園サイエンス+(プラス)は、"想像力・実践力・思考力の3つの力を身に着けるベースを作る"という目的のもと、保育にサイエンスを取り入れるというプログラムです。
一体、保育にサイエンスを取り入れるとはどういうことなのでしょうか?
もりのなかま保育園・泉中央園の園長先生が教えてくれました。
サイエンス(科学)と聞くと、白衣を身にまとった人たちがなにやら難しい研究をしているようなイメージを持つ方も多いかもしれませんね。
しかし、このプログラムは、身の回りにある「何気ないものごと」に焦点を当てています。
例えば、アリを観察してどんな巣を作るかを調べたり、さまざまな花で押し花を作りどのように完成するのかを考えたり、廃材クレヨンを活用してカラフルなクレヨン作りに挑戦したり・・・
結果を予想し、実験を行い、こどもの”なぜ?どうして?”という気持ちを刺激し、好奇心を育む狙いがあります。
さらに園長先生は続けます。
もりのなかま保育園・泉中央園でのサイエンスプログラムを通して、こどもが自分の挑戦したいことを知り、好きなことや興味のあることは何か分かるこどもに育つために、サイエンスプログラムはご家庭で真似できるものも多く用意しています。園内だけの体験で終わるのではなく、園外やご家庭でも実験で得た経験を活かすことができますよ。
遊びの経験を深める、「遊びこませる」ということ
戸外ではシャボン玉、公園での木の実拾いやアリ探し、保育室では色水遊びやスライム作り、他にもたくさんの遊びをこどもたちは毎日楽しんでいます。
「サイエンス+(プラス)」って、実は、子どもたちが普段の遊びの経験をより深めていくものなんです。花びらから色水ができたり、葉っぱの模様を虫眼鏡で見たり、アリやバッタの顔って怖いかも!などなど・・・遊びの中から色んな気づきが生まれるのではないでしょうか。
園長先生の話からは、こどもと保育士さんが一緒になってサイエンスを楽しむ様子が浮かんできます。
こどもたちが夢中になって遊ぶことで「なんで?」「どうして?」「おもしろい!!」という気持ちの芽生えを私たちは望んでいます。「遊びこませる」という感じでしょうか。
【幼児期の科学遊びが目指しているものは科学知識の理解ではなく、科学を使った遊びである】という一説もあります。私たち保育士も一緒になって「サイエンス+(プラス)」で遊びこんでいきたいと強く思っています。
0~3歳児にだって、一人ひとりの答えはある
サイエンス+(プラス)プログラムは、こどもの年齢に合わせた内容で展開しています。
0歳児には、"ベビーサイン"のプログラムを用意。自分の意思をサインを通して大人に伝え、それを受け止めてもらうことで「自分の意思を伝えることは重要だ」ということを自分なりに理解します。自我の確立と自己肯定感を育むことが出来るようになる、という狙いがあります。
1歳児は"挑戦する"をテーマに「さわってみたい!やってみたい!」という挑戦する意欲を育むプログラムを、2歳児は"自分なりの答えを見つける"をテーマに疑問に対する自分なりの答えを考える体験を積み重ねることで、自信を育むプログラムを用意しています。
それぞれの年齢に合わせた実験プログラムは年間120個用意しています。
園長先生は最後にこう話してくれました。
0~3歳というのは、人格形成にかかわる非常に重要な時期です。その大事な時期だからこそ、みんな同じ答えではなく”一人ひとりの答え”を見つけてほしいと思っているんです。
そして、将来必ず役に立つ論理的思考のはじめの一歩を身につけてほしい、と思っています。とは言っても、何かをしなくてはいけない、出来るようにならなくてはいけない、といったようなこどもたちに何かを強要するような姿勢で接することはないです。
あくまでもこどもの興味のあることを、その子の個性を尊重しながら広げていきます。
いかがでしたか。
働くママやパパにとっては、預かってもらえるだけでもありがたい保育園ですが、こどもたちの日常に“ワクワク、ドキドキ”といった時間や学びあふれる時間があるのは、さらにありがたいことですよね。
親だけでは気づかなかった我が子の一面が発見できたり、意外な個性に気づくことができたり・・・こどもたちにとっての「遊び」が自然と「学び」へとつながっていく環境は、きっと親子にとって大きな財産となります。
次回は、実際の実験の風景を紹介していきます。お楽しみに。
<もりのなかま保育園・泉中央園>
〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央3丁目9-8
★0歳児(生後3か月)~2歳児の保育をしています(一時保育もあり)
★月曜~土曜(7:30~18:30まで、延長保育は18:30~19:30)日曜、祝日、年末年始は休み
★お問い合わせは、022-347-4083まで
<株式会社Lateral Kids(ラテラルキッズ)>https://www.morino-nakama.jp/