6月も、いつの間にか10日が過ぎていました。
一日が24時間だと足りない…と思う時もありますが、だらだらネットサーフィンしている時も多く(笑)息子には言えやしない無駄な時間を過ごすこともあり、時々反省している3兄弟母さんです。
さて、子育て探究&子育て迷宮中のワタシですが、今回は小2の次男の話を記します。
我が家の3兄弟の中で一番扱いが難しいと感じていたのは、最近AB型と判明した次男!!もう少し正確に言うと、「母のエネルギーを一番食うのが次男」なのです。
ワタシが今、改めて学んでいる「ウェルビーイング子育て実践講座」の中で、また、別件で夫が長男に薦めた本『嫌われる勇気』の中にも記されていた【課題の分離】を次男と共に実践してみました。
とはいえ、講座や本を通して考え方はわかったのですが、絶対的な実践法はないので、ワタシ流に作って実行したみたのです。
結果から伝えると、やってよかった【課題の分離カードを使った、ふたり対話】です。
次男は最後にこう言いました。
「ママとやってみて、なんだか落ち着いた気持ちになった」
喧嘩っ早くて、口答えばかりで、「めんどくせ~」が口癖の小2男子が「落ち着いた」と言うので、母さん正直びっくり。
どのように進行していったか、については次回の記事で記しますが、今回は【課題の分離】という考え方をワタシなりに解釈した内容で紹介しましょう。
課題に感じていることがあるとして、それは【誰の課題か?】を考え、分離していくこと。
例えば、親であるワタシが日々直面する「子どもが勉強しない問題」は親の課題ではなく、子どもの課題であるということ。
勉強するか?しないか?のどちらかを選択するかは「子ども」であり、その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは、親ではなく「子ども」だからです。
この例の場合、勉強をしなくてテストの点数が取れなかったとか、授業についていけなくなってしまったという結末を引き受けるのは「子ども」です。
親としては、よかれと思って「勉強しなさい!」と言って日々の課題を一時的に解決しようと強制力を働かせる時がありますが、それは「子どもの課題」に勝手に介入する行為であり、子どもが自身の課題を解決する機会を奪ってしまうことに繋がってしまうんです。
本の中には「距離の近い家族だからこそ、意識的に課題を分離していく必要がある」ということも書かれています。
親子だからこそ、夫婦だからこそ、【課題の分離】は必要だと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
探究と迷宮の繰り返しですが、だからこそ子育ては面白い、そう思っています。
〇ウェルビーイング子育て実践講座を開講している、マザークエストについてはこちら
https://www.motherquest.net/
〇『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社
(文:mamaBEonline!齋藤)