【ヨガママ★ルイコラム前編】触れ合うこと、スキンシップの大切さ

フリーのヨガインストラクターとして活躍中のヨガママ★ルイこと、冨木留依さん。
3月に第二子となる女の子を出産し、2児のママとして日々奮闘中の留依さんが、お届けするルイコラム。
今回は、【親子の触れ合い~スキンシップでストレス解消~】をお届けします。

今回も前編後編の2回に分けてお届けします。
前編では、触れ合うことの効果についてお伝えしましょう!

コロナ禍になり制限され続ける「人と触れ合うこと」

触れ合うことの意味って?

9月になりましたね。
長引くコロナ禍、私たちはいまだに、人と触れ合うことを避けるように言われ続けています。
人と会うことを制限したり、行動を自粛したり…感染症対策としては大事なことなのは分かっています。
けれど、「触れ合うこと」が圧倒的に減っているここ数年、子どもの成長において、そして親子関係を健全に築いていく上において、大切なことを失っているかもしれません。

スマホ…ついつい触ってしまいますよね~

YouTubeや面白いアプリが溢れる中で、人と触れ合わなくても楽しく過ごせることも増えました。
スマホ一台あれば何でもできる便利さにも浸ってしまいますが、本来であれば、「目を見て、触れ合うこと」は、子育て期には特に大事にしたいこと。

では、なぜ「触れ合い」や「スキンシップ」が大事なのでしょうか?

 

触れ合うことの効果は、実は小さい頃から経験しています

幸せホルモン、全開です!

触れ合うことの効果は、実は、小さい頃から身近なところで皆さん経験しています。

例えば、転んで怪我をした時に、「痛いの痛いの飛んでいけー!」と、手を当ててもらった経験はありませんか?
例えば、陣痛の時に、パートナーや助産師さんに腰やお尻をさすってもらったり、手を握ってもらったりして、楽になった経験はありませんか?

このように、人に愛情を持って触れてもらうと、触れる人と触れてもらった人両方の皮膚が反応し、体温が上がります。
そこから、幸福や安心を生み出す「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
これにより、リラックスできたり、ストレスが癒されたりして、不思議と心も体も楽になるのです。

またとある研究から、"自分が信頼する人、好きな人に触れてもらうことでその癒しの効果が格段に上がる"ことも分かっています。より緊密な関係にある親子や夫婦でのスキンシップというのは、心身の栄養になるというのです。

意識しないまでに、体感してきた「触れ合うことの効果」。
パパママだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんたちにも触れ合ってほしいな~と思いますが、コロナ禍で会いたくても会えないことも増えたと思います。
それに、本当は素直に触れあいたいけれど、疲れやストレスの蓄積でついつい避けてしまうこともありますよね。
子育てをしていると特にそんな瞬間が増えるのではないでしょうか。

 

スキンシップは触らなくても成立する

実は、研究でわかっていることがまだあります。それは、愛情をもって寄り添うことでも、お互いの心身は癒されるということです。

「寄り添う」を辞書で引くと、物理的にはもたれかかる、そばにいると書かれています。
さらに、日常的には、心情的に歩み寄ったり、共感すること、と出てきます。

もちろん直接触れるのが一番良いのですが、互いを敬い、互いに感謝し、互いを認め合っていることでも、スキンシップや触れ合いは成立し、その効果を発揮するのです。

ルイママと長男くん!

私の場合は、二人を育てながら、毎日てんやわんやしています。
生きていることのありがたみをついつい忘れてしまいますし、子どもとの会話、夫との会話も、流してしまうこともあります。
(ズボラ母ちゃんという自負もあるので、毎日寝る前に反省することも多いんですよ。)

子どもや夫、周りで私たちを支えてくださる皆さんがいることに感謝することも大事なことなんですよね。

さて、後編では、今すぐできる簡単なスキンシップ法をお届けしますね!

冨木留依(フリーヨガインストラクター)

秋田県大仙市出身。 2011年大手スポーツクラブ入社後ヨガと出会う。 2019年フリーのヨガインストラクターとして独立。
2020年〜現在 泉区にある佐藤接骨院泉中央にてヨガレッスンを担当。
プライベートでは、 2018年結婚、2019年男児出産、2022年3月女児出産。

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