【ママは新米保育士】保育士に頼ってもいいんです!

4月からmamaBEonline!に時々登場してくださる、新米保育士でもあり、2児のママでもあるKiraraさん。
上のお子さんがこの春小学生になったKiraraさんは、もともと保育士として働いていたわけではなく、子育てをしながら学校に入り、学び直し、保育士になったママさんなんです。

「私は、子どものことが全く分からず、日々子育てに疲れ果てる新米ママだったんです」

こう振り返るKiraraさんに、今回は、「保育士のある仕事」について語ってもらいました。

保育士さんに何度助けられたことか…

保育士の役割の一つに「家庭支援も重要な仕事の一つだ」ということがあります。

思い起こせば、お母さんになりたての私は育児で困ることだらけでした。
近くに頼れる人もあまりおらず、誰に相談したらいいかわからず、途方に暮れることもしばしば。
のびすくの育児相談に申し込んだり、SNSで検索したり、ママ友に相談したり、、、とにかく目の前のよく分からない宇宙人(息子)の事をどうにか理解しようと必死だったんです。

そんな私が保育の勉強を始めると、驚きの事実がたくさんありました。

保育士の免許を取得するためのカリキュラムの中には「家庭支援」という科目がありました。

その教科書の一部には、「家庭支援の重要性、家庭支援も保育士の仕事である・・・」といった内容が書かれていたのです。
つまり、ママやパパを助けるのも保育士の重要なお仕事ですよ〜〜と明記されていたんですね。

当時の私は保育園で育児相談っぽいことをしたことはあったのですが、保育園でママが育児の相談をしてもよくて、保育士はその話をしっかり聞き適切に対応する事が職務だということは知りませんでした。

保育士さんに頼ってもいいんだ…

知らなかったゆえ、保育園で相談する時は、

忙しいのにこんなこと聞いてもいいのかな?
子どものお世話で大変な先生にこんな相談してもいいのかな?とそんな事を考えていました。

なるべく手短に、、と思って話をしていたことを思い出します。

保育士となり働いてみてわかったのですが、確かに子ども達の事だけでいっぱいいっぱいの事もあります。
しかし、子ども達の幸せを考えたとき、ママやパパの心に余裕があること、笑顔で過ごしてもらうことはとても重要な事なのではないかと思っています。

朝から晩までお子さんのことを見ている保育士ですから、ママやパパが気づかないことも気づく可能性は高いので、遠慮する場面もあるかもしれませんが、どうぞ頼ってくださいね。


私自身、保育士さんたちにどれだけ助けられたか…と考えると感謝してもしきれません。
日々交わした連絡帳は、息子たち3人分今でも大切に保管しています。

保育士さん自身の忙しい時間帯には配慮しながら、つらいな…どうしたらいいかな…と悩んだ時の相談はもちろん、
嬉しかったことなども、ぜひ保育士さんにシェアしてくださいね。

(文:Kirara/編集:mamaBEonline!齋藤)

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