11月半ばを過ぎ、気持ちよい秋がさらりと過ぎたような気がします。
寒暖差に体が追いついていかない気分ですが、皆さま変わりはありませんか??
いまだにインフルエンザが流行っているのだとか・・・。気をつけていきましょう!
さて、10月のことですが、小学生のミライのドアを開こう!企画を開催しました。
体調不良などで当日来れなかった子もいますが、楽しい交流となりました!
今回の企画は3部構成。
1部は、ユーチューバーであり、整体師であるリュウ先生にお話をしてもらいました。
ここ数年、小学生のなりたい職業ランキングの上位に君臨する「ユーチューバー」。リュウ先生はユーチューバーになる前から整体師として活躍されているので、整体師になったきっかけ、リュウ先生の子どもの頃の話など色々な角度から話を聞きました。そして、ユーチューブや動画制作で気を付けていることをいくつか教えてくれました。
一つ目は「他の動画との差別化」。リュウ先生は「産後整体」に特化し動画配信をしていますが、そのブレない筋の通し方は勉強になることばかり。伝えたいことに信念があることがちゃんと伝わってきますし、見てほしいターゲットが明確なのも参考になります。
二つ目は「丁寧に説明する」。
産後に関する知識、体の使い方、運動法などを伝えるにあたって、「間違った内容は言わないように気を付けている」と教えてくれました。
見る側にとっては15~30秒程度の動画ですが、制作する裏側にはたくさんの工夫や努力があることを学びました。
次は、大学生の話を聞く時間。
前回のイベントでも大学生と話したり、雑談する時間はありましたが、今回はより濃い話ができるようにしました。
4人の学生さんの話の中で印象に残ったことはというと・・・
☑小学校は、勉強と運動の両立。とにかく遊んだ時期
☑中学校は、一番悩む時期。勉強もしないといけない。自分で何をするのか決め始める時期。だからこそ悩む。社会に出るための練習の時期
☑大学は、夢を引きずっていける場所。一言で言うと「自由」。でも自由だけではなく、「責任」もついてくる。自分で管理することが必要で、自由にやり過ぎると「信用」をなくすことだってあるとわかる時期
大人に向かっている大学生から直接聞く話は、親が昔の話をするよりも何倍も響いたようで、いい時間を共有できたようです。
最後は、動画を実際に作る時間です。
大学生とペアを組んで30 秒程度の動画作成をしました。どんなポーズで撮影すかを考え、撮影してみては取り直し、テロップをいれる場所、その文字の色や大きさ、タイミングなど、みんなたくさん悩んでいました。
なんと、30 秒の動画作成に約 1 時間もかかりました!!!!
(日々動画を制作&更新しているリュウ先生・・・すごい!!!)
動画制作の手順をリュウ先生が教えてくれました。
① シナリオを作る
② 撮影してみる
③ 間違えたところをカットする
④ 動画をつなげる
⑤ テロップを入れる
⑥ BGM や効果音など入れる
ちなみに、動画のテーマは「おい!そこの小学生!YouTubeばっかり見てないで、運動しようぜ!」に設定。リュウ先生が予め簡単にできる運動を考えてくれていました。
運動はみな共通ですが、伝え方はそれぞれのペアで全く違う仕上がりに!!!
はじめは恥ずかしさもあった子はいたけれど、最後は「楽しかった!」「もっと〇〇したい!」と時間が足りませんでした。
自分たちの少し先を歩く先輩、親や普段関わる大人とは違う大人との出会い・・・
意識的にそのような機会をつくっていくことは、子どもたちにとって将来につながるかもしれない、大切なきっかけになります。
今回の企画に多大なる力を貸してくださったリュウ先生、そして忙しい中時間を作ってくれた大学生たち、本当にありがとうございました。