5月14日、お天気に恵まれた泉区の中心で、エムケイ田んぼが始動しました。
泉区内外から総勢50名の大人と子どもが集い、ほとんどの人が初体験だった手植え作業。
あれから2週間、田んぼはどうなったでしょうか?
エムケイベースメンバーで田んぼにお邪魔してきました!
泉ヶ岳から流れてくる水がたっぷり張ってある、田んぼをご覧ください!植えた苗がピシッと立っている様子、わかりますか?
田んぼの水面には、雲や周囲の景色が映っていて、きれいだな~と見惚れてしまうほど。
もうしばらく経つと、苗がもっと伸びて水面が見れなくなってしまうので、期間限定の景色ですね。
苗の列は?というと…見事にカーブしているではありませんか!?
手植えならではのこの曲がり具合は、ご愛敬ということにさせてください(笑)!
他には、田んぼに入った時の足跡がきれいに残っているところも発見!
あの日の楽しさが一瞬でよみがえってきますね。
田んぼを貸してくださっている農家さんは、水の管理や、苗の間隔が空いていたところなどに追加で苗を植えてくださるなど、毎日温かくその成長を見守ってくれています。
この時期は、苗を守るために水温の管理が重要なんだとか。昼間は温かくても朝晩はまだ冷えることも多いので、水で保温するんだそうです。
そして、ずっと気になっていた〇〇について質問しました。
田んぼ脇のの道路を運転している時によく見かけていた〇〇なんですが…
「あの~鴨をよく見るんですけど、この田んぼで飼っているんですか?」
「野生の鴨だよ。この辺り田んぼ少ないから、うちの田んぼによく来るんだよね。ちょっと前は子鴨もいたよ。鴨が雑草や害虫を食べてくれたり、土を混ぜてくれて稲の成長が良くなるからありがたいんだよね。」
ちょうどこの話をしていた時に、遠くに2羽の鴨を見つけた子どもたち。
「近くで見たい!」と走っていきましたが、あっという間に飛び去られてしまいました。
「鴨が飛びたつところ初めて見た!」
「鴨は電線に止まらないの?」
「鴨、いつ戻ってくる?」
「鴨、食べたらおいしい?」
鴨だけで大騒ぎする子どもたちは、その後もあぜ道を散歩させてもらいながら、なんだか楽しそうです。
水路では、オタマジャクシを見つけました。
「田植えのときの卵が孵ったんじゃない?」と小枝の先をぐるぐるさせながら話し合いを始める子どもだち。
そして、「カエル捕まえようぜ」「ザリガニどこに隠れてる?」と次々に興味は移り変わり・・・。
小学生ならではの発想に、農家さんも一緒に微笑んでくれました。
次回は7月に「生き物観察&田んぼの周辺をキレイにしよう!」というテーマで、参加者の皆さんと再び集合しますよ!
どんな生き物を見つけられるのかな?どんな遊びを生み出すことができるのかな?
今から楽しみです!
これからも時々田んぼにお邪魔して、育っていく過程を楽しませてもらいたいと思います。