【レポート】Well-Being Conference with "MORI"@仙臺緑彩館に参加して

3月20日に開催された、Well-Being Conference with "MORI"にいち参加者として遊びに行ってきました!
本当は朝から晩まで参加したかったのですが、お彼岸のお墓参りに行ったり、車の故障の修理を呼んだりしていたら、あっという間に午後に…。
おかげでほとんどのセッションには参加できず悔やまれますが、唯一参加できたLEGO®カフェのことをはじめとした気づきをレポートしたいと思います!

小1の三男が「やってみたい!」と声をあげたLEGO®カフェでは、「あなたのウェルビーイングを作品にしてね!」ということで、小さなLEGOがつまった袋をいただきました。
もともと創作遊びが大好きな三男は「ウェルビーイングの作品を作る」というより、「レゴで好きなもの作っていいの!?」という解釈をしたらしく、席を見つけるやいなや、なにかを作りはじめました。

私はというと、友達に会えたこともあり、三男を背中に感じながら、友達との互いの近況話に花を咲かせていました。

私が話に夢中になっている間、もくもくと何かを作っていた小1男子。
小さなパーツをあーだこーだ組み合わせたり、やっぱりちがうと壊したり…彼はただ遊んでいたのですが、その姿がまさにウェルビーイングな空気を放っていたような気がしました。
(この時点では、何をつくっているかは内緒!)

メインホールで行われていた対話イベントに参加したい気持ちはあったのですが、三男との久しぶりのふたり時間をこのまま満喫したいという気持ちがムクムク湧いてきたので、よく晴れていた外に誘いだすことにしたのです。


テーブルいっぱいにレゴパーツを広げたと思ったら、「ママは同じ形同士に仕分けして!」という指示。
私は言われた通りにせっせと仕分け作業をし、「これ、使う?」「これ、いる?」とアシスタントに専念しました。
すっきりとした青空と色鮮やかなレゴはとてもよくお似合いで、広い芝生は最高のキャンバスのようで、またもやあーだこーだ言いながら、そして、オリジナルストーリーを話しながら、巧みにレゴで遊ぶ三男は、小さな表現者でした。

ここ数か月の三男は、ほぼ毎日のように「剣」や「刀」、「鉄砲」を紙や新聞紙、段ボールで作ることに全力を注いでいます。家には、彼の作品がたっくさんあるのですが、自作の剣や刀を日替わりでチョイスして、彼にしか見えない敵と戦って遊んでいます。
私は、レゴで遊ぶ三男に質問をしてみました。

「剣や刀ってさ、ママにとっては武器のように感じるんだよね。平和じゃない感じがするというか、戦うためのものというか…。どうして毎日、剣や刀を作ってんの?」
「うーーーん、武器を作ってるというより、ただカッコイイって気持ちだけ。

一瞬手を止めて私の質問にパパっと答えた三男は、あっという間にレゴ遊びに戻りました。
「ただカッコいいだけか~なるほどね~」と彼の気持ちを受け取った私も、アシスタント業に戻り、表現者の行く末を見守ることにしたのです。

結果、三男が作ったのは、「ママと一緒に乗れる乗り物で、必要にあわせて飛行機になったり、船になったり、車になったり、鳥になったりする1台4役の乗り物」でした。
そして、芝生の上を道路や滑走路に見立て、実際に動かす遊びに移っていきました。

ウェルビーイングな作品とは言い切れないかもしれませんが、レゴを媒介して過ごした親子時間そのものがめちゃくちゃウェルビーイングだったことは間違いありません。
澄んだ空気を吸いながら、私と三男で分かち合えた時間は、心と体にとって、いい状態を作りだしてくれました。
子育て世代にとっては、身近な存在であるレゴ。我が家は、長男の出産祝いでレゴをいただいてから、大小さまざまなレゴを常備していた時期もありました。
「対話」を生み出したり、「想い」を表現したりするツールとして役にたつレゴを、もっと使いこなせていたら…と思わなくはないですが、今日だからこそ感じられたウェルビーイングがあったので良しと区切りをつけて、館内に移動しました。
館内で、友達の子どもであり、生後半年のかわいいベビーをしばしの間預からせてもらうことになったのですが、「抱っこさせてほしい」と言う三男の希望を安全に叶えるために、ソファに座らせて、ベビーを託してみました。

実はこの二人、偶然にも三人兄弟の末っ子同士。二人の存在そのものがウェルビーイング過ぎて、癒されまくりだったことは言うまでもないのですが、「赤ちゃんって、こんなにかわいいんだ~」と愛しい目で見つめる三男が、私にこう言いました。

本当は、弟か妹がほしいってずっと思ってたんだけどさ、ママは赤ちゃん産む気なさそうだなーって思ってたから、言えなかったんだよね。おれ、お兄ちゃんしかいないからさ。4人兄弟っていいな~って思ってたんだけどさあ。」

はじめて聞いた三男の想いにビックリした私…。その驚きを笑いで隠しながら「お兄ちゃんはいるけど、弟や妹はいないもんね~。代わりではないけどさ、ふうちゃん(我が家の犬)、かわいい妹じゃん!」と応答したところ…「う~ん、ふうちゃんはかわいい妹だけどさ~」とくすぶる火のような答えを返してきた三男。

彼の想いを今から叶えることは現実的ではないのですが(笑)、自分より小さな存在を愛しく思える「やさしい心」をもった子に育っていることを、母としては嬉しく思った場面でした。

この日のあの場では、あちらこちらに「対話の灯」がおこっていたことを後から知りました。
私は、イベントのほんの一部しか体験できませんでしたが、それでも、会場全体にほんわりとした温かい空気が流れていることは感じました。

このイベントを通して体感する「杜ship」とは、対話を通じて、自分自身を表現し、お互いに影響を与え合うことで、まちにMORIを育む(新たなつながりや未来を創る)人の様子、あり方と定義されています。
私と三男との間には、確かにMORIが存在していたし、三男と赤ちゃんの間には、言葉を介さずにもちゃんとMORIがありました。

一番小さな社会である家庭の中にこそ、杜shipを育てるチャンスはたくさんあると私は思っています。
親として、というより「この世界を構成する仲間」として、まずは家庭の中に、たくさんの木々を育て、我が家のMORIを豊かに育んでいこうと改めて誓う大切な日になりました。

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