こんにちは!エムケイベース代表の愛です。
9ボーダー・39歳の私が、40歳を目前にして挑戦したあることについてお届けしています。
前編では、チャレンジにいたった経緯とチャレンジの序章について書きました。
報告レポ①はこちら:https://mamabeonline.net/livein-miyagi/5061/
「人生は学びの連続だ」「知らないことを知るって、面白いんだ」ということを体感した3日間。
<自己開示>と<他者受容>の意味を身をもって感じた時間でもありました。
報告レポ②では、茨城に向かう前日までのことを書いています。
事前課題に向き合うことも、一つの挑戦だった
おめでとうございます!
選考の結果、あなたは選ばれました!
こう、合格レターが届きました。50名を超す応募者の中から選ばれたと書いてあり、本当か?と疑ってしまったほど(笑)
と同時に、「うわ~選ばれてしまった~。勢いで応募したけど、大丈夫か?わたし…」という想いもよぎりました。
でも、このチャンス逃すわけにはいかない。詳しいことはわかんないけど、絶対にいい事がある。根拠のない自信がありました。
背中を押してくれた夫にさっそく伝えたら「よかったじゃん!頑張れ!楽しめ!」と再度後押しをしてくれました。
(なんていい夫だ・・(笑))
そうこうしているうちに、日常に追われ時間は過ぎ、事前課題が出されました。
今思うと、事前課題もひとつの関門でした。「自分と向き合う」という作業。想像以上に時間がかかりました。
皆さんも、自分のことなのによくわからないことありませんか?
「自分さがし」とよく言うけれど、私の中では、「探す」というより「掘り起こす」感覚だったように思います。
掘り越して言葉に返還して書き出すという行為は、時々苦しくもあったのだけれど…。
でも、きっと、この課題には意味があるんだと信じていました。
私は、子どもたちに学習指導をする仕事をしていますが、勉強する時も、なにかを知ろうとする時も、「素直なことは大事」ということを子どもたちから日々教わっているからです。
とにかく素直にやってみる、素直に自分と向き合ってみる…どこまでの準備が正解かはわからないけれど、出来ることをていねいに進めました。
ただ一つ、あと一つ、クリアしなければいけない関門を残して・・・・
ママのやりたいを実現するために、超えるべき一つの関門
実は、夫に相談し背中を押してもらい、合格を喜んでもらえたのはよかったのですが、3人息子たちにこのチャレンジを話すことには、それよりも多くの勇気が必要でした。
特に小1になったばかりの三男は、私がいないことを嫌がる…と安易に想像できたからです。
でも、時間は迫ってきているし、隠すこともできないし、みんなで協力してもらわければならないので覚悟を決めました。
「ママね、今、チャレンジしたいことがあるんだ。3~4日間、家を明けて茨城に行かせてもらいたい。いいよね?」
え・・・・という空気はしばらく漂いましたが、長男が「行きたいんでしょ?いいよ~、頑張って~」と言ってくれたことを皮きりに、なんとかこの関門をクリアできました。
私は、自分の選択に誇りをもち、自分の生き方に拍手を送りたい
無事クリアできたのはよかったのですが、この時、気づいたことがありました。
母親になってからの12年、何かをしたいと思う度に、「誰かの許可を得てからでないと動けない」という現実に向き合い続けているということを。
もともと「△△をやりたい」「●●に行ってみたい」と思ったらすぐ行動してしまう性格だからこそ、その現実に未だに葛藤しているということを。
飲み会に行くことでさえ…です。妊娠するまでは、「飲みに行くぞ!」と誘ってもらえると二つ返事だったのに…。
理解してくれて、協力的な夫がいても、必ず立ち止まって「できるかどうか」を考えたり、段取りをとってから行動に移すのが癖になっているんですよね。
今回もその癖は抜けませんでした。
今は、子どもたち優先の時間を生きることに自分で納得しているので、本当は悩む必要はないのですが、やっぱり葛藤する。
子どもたちの成長に伴って、少しずつその制約も解消されてきているのですが、子どもがいなかった頃のようにはいかないことの方が圧倒的に多い。
とは言え、私は今、母親であり、妻であることに重きを置いた生活を選んだことは事実。
だから、自分の選択に、私は、「自分で誇りをもちたいんだ」と、今回のチャレンジを実行するにあたり深く気づいたのでした。
私はすっかり、長崎育ちの東北人になっていた
ワクワクとドキドキを詰め込んで、張り切って東京に前泊し、上野界隈を散策・・・。
数年ぶりの東京に疲れたけれど、風情のある街並みには見惚れました。
「さすが東京!!!すてき!!!」と思いながらも、「あ~東北に帰りたい」と杜の都が浮かぶ私は、実は長崎出身。
「すっかり東北人になってるやん、わたし!!!!」と思いながらホテルでぐうたら過ごしていたら…
「明日は土浦に向かう」という緊張をどこかに忘れてしまったかのように、見たかったドラマを3本通して見てしまいました。これには少し後悔したけれど(笑)
遠足の前日の子どものように、だんだん嬉しくなってきて、楽しみになってきたあの高揚感、今も思い出します。
さあ、いよいよ。土浦へ!!!
「どんな学びがあったのか」については、次で報告します!