おねしょが続く息子
子供のおねしょに、今悩まれている方も多いかもしれません。実は私の息子、小学生2年生までおねしょしていました。幼稚園年長の頃は、週3回程度のおねしょ。小学生になったら治るかな~と比較的のんびりかまえていましたが、逆に小1の秋は、ほぼ毎日おねしょ。
<おねしょが小学生になっても続くようなら、病院に相談を>とよく言わているのをご存知ですか?
そこで、はじめに本を読みました。わかったことは、主なおねしょの原因でした。
- 多量遺尿型
- 排尿機能未熟型
- は、①と②の混合型。
うーーーーーん…よくわからん。
しかし、息子は2年生になってもほぼ毎日おねしょをするため、かかりつけの病院で相談することにしました。
膀胱が小さい?!どうしたらいいの?
「水分は寝る3時間前から取らない(我が家は18時から)」「塩辛いものをひかえる」「あせらない、しからない」などの生活訓練の指示があり、平行して検尿と1週間の排尿記録を取ることになりました。
検査結果は、朝一番の尿から抗利尿ホルモン(睡眠時の尿量を減らし濃縮させるホルモン)の数値が適切と判定され、原因①ではないということ。
「お母さん、この子ね、膀胱小さいからしょうがないよ。」
ぼ…ぼうこうが小さい?つまり原因は②だったのです。
“排尿機能未熟型”ってそういうことだったのか、その時はじめて納得しました。
「膀胱が小さいのはわかりました。ではどうしたら?」という私の質問に、
「膀胱を大きくするしかないね。」と先生。
…??大きくする?内臓を?どうやって???(私の頭の中は?だらけ)
「成長と共に大きくなるのと、あとはぎりぎりまでおしっこを我慢して広げるかだね。でもぎりぎりまでの本当の我慢は3、4年生ぐらいにならないとできないよ。すぐに治らないから、お母さん気長にね」
いわゆる<おねしょの薬>は原因①に有効らしいのですが、「この子の場合、たぶん意味ないよ」と、“生活訓練のみ”で対応していくことになりました。
その後もしばらくは、変わらずほぼ毎日おねしょ。それでも生活訓練の結果が出たのか、ようやく半年後から少しずつ回数が減っていきました。9か月後にはほぼおねしょをしなくなりました。
「そろそろオムツからパンツに変えてみる?」と聞いても「不安だからオムツがいい」という息子の答え。けれど、母としては“少しでも自信をつけさせてあげたい”と、パンツに防水布とタオルを切ったものを縫い付けて履かせることにしました。(だって…息子サイズのトレーニングパンツすっごい高いという事情もあるけれど)
母お手製パンツで3か月1度もおねしょしなかったので、ようやく普通のパンツに移行。それからは一度もおねしょがありません。ほっとひと安心しています。
心配なら悩まずに相談を!!
最後に、おねしょで悩んでいるママさんへ経験者の私から少しのアドバイスを。
未就学児の間は仕方がないことだと割り切ることは大切です。親が頑張ったところで治るものではない…焦るけれどね。それでも、小学校になってもおねしょが続くようだったら、かかりつけのお医者さまに相談することをお勧めします。ここは強く推しておきます!
子供のためだけではなく、母親のメンタルのためにも、続くようであれば相談してください。なかには原因①~③に当てはまらない他の病気が隠れていることもあるそうです。
これまでの話はあくまで我が息子と私の話。少しでも参考になればうれしいです。