夏休み、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は、3人息子のご飯作りに追われ、夏休みに嫌気がさしています(笑)
「給食ってなんて有難いシステムなんだ!!」と毎日思いながら、ほぼ変わらないランチメニューをつくり続けているのですが、
「みなさんは一体、どんなお昼ご飯を食べているのか」を知って、参考にさせてもらいたい気分です。
先日、一般財団法人仙台こども財団に行き、職員の方々と意見交換や情報交換をさせていただきました。
きっかけは、仙台こども財団さんから送られてきたある調査票で、その正体は、仙台市における「こども・子育て支援団体の実態調査」でした。
”回答をして終わり”ということもできたのですが・・・
もともと「仙台こども財団ってなんだろう?」と疑問に思っていたので、「会ってお話させてほしい」と思い切って連絡してみたんです。
すると、快く承諾してくださり、直接会って話をさせていただく機会が実現しました。
仙台こども財団は、昨年11月20日に設立された団体です。
「まち全体がこども・子育て家庭にあたたかく、すべてのこどもたちが健やかに育つ社会」の実現をビジョンにし、「子育てが楽しいまち・仙台」の実現に向けた施策や連携、調査研究などを行っています。
すでに走り出した企画の一つには、「こども・若者会議」があります。
小4~高校生までの子どもたち約20名が集い、意見交換や対話を重ねながら「みんなが幸せになるまち」の実現に向けてワークショップを重ね、実際に動いていくそうです。
「じぶんにとっての幸せってなんだろう?」と改めて考える機会って意外とないですよね。
毎日忙しくしているこどもたちはさらに、「幸せ」について立ち止まって考えることはないかもしれません。例え考えたとしても、「アウトプットする機会」はほとんどありません。12月までの全8回の日程を終えた頃、こどもたちのアイディアや想いがどんなカタチとして実現されているのか、今から楽しみですね!
私たちはというと…気づいたら2時間も話していました(笑)!!!
職員さんたちが、はじめて会う私たちの話をとても丁寧に聞いてくださったからなのですが、そのおかげで、活動のこと、活動の原点、そしてこれからやっていきたいことなどをリラックスした雰囲気の中でお伝えすることができました。(お時間をいただき、本当にありがとうございました)
実は話ながら、私の心の中には、「子育てが楽しいまち・仙台」になるには、一体どういう状態になっていたらいいのだろう?という問いが浮かんでいました。
「楽しい」という基準は人それぞれ違うからこそ、多様で多彩な「楽しい」をどのような姿や形にして落とし込んでいくのかについては、エムケイベースとしても対話を重ねていきたいトピックになると、新しい気づきをいただけたことを嬉しく思いました。
最後になりますが、「子育てが楽しいまち・仙台」を作るのは、一人ひとりの市民でもあります。
正直、子育ては楽しいことばかりではありません。ですが、「色々あるけれど、子育てってやっぱり楽しいよね!」という空気や想いを子育て現役世代である私たちがかみしめ、次の世代に伝えていくことが大事だと思います。
仙台こども財団のこれからの動きに、みんなで注目していきましょう!
(文:エムケイベース代表・齋藤愛)
【一般財団法人 仙台こども財団】については、こちらのHPも参照ください