10月16日、エムケイ田んぼで収穫した新米を食べよう会を開催しました。
5月半ばに田植えしたことがついこの間のようですが、農家さんの多大なる協力のもと、イベント最終回が迎えられたことを心から嬉しく思っています。
参加してくださったご家族の皆さん、ありがとうございました。
この日の様子を、前編後編にてお届けします!最後までお楽しみください。
最初に、田んぼを貸してくださり、お米を育ててくださり、大きな力添えをくださった農家さんからお話をいただきました。
今年は例年と同じくらいか、それ以上の取れ高でした。
稲刈りの時は、急な日程変更で来れなかったご家族もいて申し訳なかったのですが、
台風が来る前に収穫した方が良いという判断で、あの日程になりました。
毎年、稲刈りの日程には悩まされますが、これが自然と向き合うってことなんですよね。
今年、皆さんが田植えしてくれた田んぼでは、玄米にして約300キロの収穫ができました。
ご飯茶碗で考えると、、、だいたい4000杯分くらいになります。
さて、これからそのお米をみんなで炊いて、食べましょう!
”マッチを擦る”という機会がほとんどない生活をしている子どもたち。
オール電化の暮らしも浸透しているので、家庭内で火や炎を見たことがないという子もいます。
大人数が参加しているこの企画、みんなで食べるには大きな釜が必要です。
ご飯を炊くために、薪に火をつけるところからチャレンジしてもらいました。
小学生を中心に何人かが挑戦!!!
怖がることなく、上手にマッチを擦る子どもたち。うまく火がつくと、得意げにニヤリと笑っていました。
出来ることを一つずつ増やしていく成功体験は、こういう小さなことからも生み出すことができます。
農家さんが山形芋煮をご用意してくださっていました。
こんなに大鍋で作るんだもんね、まるで給食のおばちゃんみたいだったよ~。
昨日から作っていたんだけど、里芋をむいたり、ネギを切ったりは小6の息子が手伝ってくれたの。
農家さんの小6になる息子のR君は、イベント中も周りをよく見てくれていました。
必要な時にはすぐ手を貸してくれたり、自ら気づいて動いてくれたりするんです。
「小6とはぜったい思えない!!!すてき!!!」と参加者のママたちが口々に言うほど。
そのお兄ちゃんの姿を参加者の子どもたちもしっかり見ていました。
とてもありがたい存在でした。R君、本当にありがとう!
ご飯も炊きあがりました!みんな、思い思いの場所でお昼ごはんにしましょう!
稲刈りの時に収穫したお芋を、フライにして届けてくれた方もいました。
塩と砂糖、それぞれをまぶした揚げたてのお芋は、みんなに大人気!!!!
「ぼく最近、学習発表会の練習で毎日頑張っててね、音楽ばっかやってるんだよね。だからさ、少しだけ音から離れたい気分もあって。ここで一人でゆっくり食べるんだ。」
こう話してくれた、小3のT君。自分の気持ちをしっかり言葉にして伝えることができる成長っぷりに、小さい頃から知っている身としては、感慨深いものがありました。
パパと娘ちゃんの後ろ姿に、胸キュンした瞬間!心が温かくなりました。
それぞれがそれぞれ好きな場所で”秋の恵み”をいただく、とても豊かで味わい深い時間となりました。
まだまだお伝えしきないことがたくさん!続きは後編でお楽しみください。