【エムケイ田んぼ】総勢50名⁈大人も子どもみんなで田植え

5月14日、とても良い天候に恵まれた泉区の中心で、エムケイ田んぼが始動しました。

雨かな…曇りかな…出来るかな…といった心配は見事に払しょくされ、泉区内外から総勢50名の大人と子どもが集い、ほとんどの人が初体験だった手植え作業を、和気あいあいと行うことができました。

この企画に多大なるご協力をくださった、ご夫婦とそのご家族に感謝でいっぱいです。
その時のレポートを2回にわたってお届けします!

1回目は、写真で振り返る田植えのひとコマ。どうぞご覧ください。

まだ静かな田んぼを前にして

受付がはじまる前の田んぼ

その日の午前中に機械での田植え作業を終えられ休憩していた農家さん宅に私たちが到着したのは、ちょうど正午。

ひと仕事終えられた皆さんに、さらにもうひと仕事の協力をいただくのは申し訳ない気持ちもありましたが、最初から最後まで快く私たちを受け止めてくださいました。

場所案内、駐車場誘導においては、エムケイベースメンバーの子どもたちが自らお手伝いしてくれました。
小学生でも中~高学年になると、大きな戦力として頼れる機会が増える成長に、嬉しさがこみ上げます。

「ここをお願いね!」「任せたよ!」と役割をお願いすることは、決して親だけの役目ではありません。
むしろ親以外の大人から「任された」という経験は、大きな自信へと繋がっていくので、今後も積極的に子どもたちに協力依頼していきたいと思います!

 

なんだか難しそうだけど、まずはやってみよう!の気持ちがあれば大丈夫

手植えの説明を受けています

さて、普段は機械での田植えをおこなう農家さんですが、手植えのやり方を皆さんに教えてくださいました。
しかし、聞いただけでは理解できない部分も多いため、「まずはやってみよう!」と次々に田んぼの中に足を入れていきます。

面白かったのは、土の感触のとらえ方。まさに、十人十色。

「気持ち悪~~~い」
「ぬるぬるする!!!」
「足が抜けないー---動けないー--( ;∀;)」
「なんだかきもちいい!!」

砂遊びや土いじりという体験が圧倒的に少ない日常であり、田植え初体験の方が多かったので、その反応を興味深く観察しました。
すると、そこには、一つの田んぼの中で繰り広げられる様々な人間ドラマがありました。

土に奮闘しながらも笑顔いっぱいの親子、家族の枠を超えて協力し合う大人と子ども、猛スピードで田植えをする小学生男子、田んぼに入れずにかわいい泣き声を聞かせてくれる男の子、田植えよりも生き物に夢中になる子、もくもくと集中するパパの姿…

それぞれが作業をしているにも関わらず、一つの目標に向かって同じ方向を向いている同志がいることに気づきました。
年齢も、性別も、そして国籍までも越えて(外国籍のご家族も参加してくれています!)、ゴールに向かっていくその顔は、みなさん笑顔でいっぱいだったのです。

 

大人も子どももみんな平等、そんな風景が当たり前にあるといい

写真を振り返ると、あの日の空気や音や声がすぐによみがえってきます。

私たちエムケイベースが大切にしている、「子どもと共に育ち合い、生かし合う」そんな情景がここには確かにありました。
この場に集った家族たちのエネルギーと土のエネルギーの交信は、たくさんの笑顔と癒しを生み出してくれたのです。

後編は、参加者の声を紹介します!
お楽しみに♪

【お米をいただく道のり】
お米ができるまでを簡単に紹介した記事を書いています。併せてお読みください。
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