ゴールデンウィークも終わり、通常運行に戻すのって大変!と親子ともども朝からバタバタ…
例年より、移動しやすい雰囲気が後押しして、帰省をしたり、遠くへ旅行へ行ったりするご家族も多かったのではないでしょうか。
「3年ぶりに家族全員揃った!」
「会いたかった友達にやっと会えた!」
という声もたくさん聞こえてきました。
会うことの大切さ、同じ空気を吸って同じ景色を見る喜びもより一層大きく感じたと思います。
私たちエムケイベースが主催する田植えイベントも、開催まであと4日となりました。
おかげ様で10家族の方に申し込みいただき、嬉しさも増しています。
ただ、気になるのはお天気…。
週間予報を見ると…曇りなのか雨なのか…
お天気だけはどうにもならないため、「せめて曇りでお願いします」とてるてる坊主に願いを込めたいと思います。
お米ができるまでの道のりは遠いらしい
先日事前打ち合わせのため、協力してくださる農家さんに会いに行きました。
米作りの工程について教えてくださったのですが、想像以上に長い道のりでした。
収穫の時期は皆さんもご存知の通り、秋なのですが、年々時期が早まっているそうで、
今では9月半ばまでには稲刈りは終わっているそうです。
田植えをする時期は、宮城の場合はだいたい5月初旬から中旬(早いところでは4月末に行う地域もあるそうです)ですが、その前準備は、3月後半からスタートするそうです。
前準備とは、ずばり、畦(あぜ)塗り。
畦(あぜ)塗りは、田んぼを取り囲んでいる土の壁に田んぼの土を塗り付けて、割れ目や穴を塞ぎ、防水加工をすることです。
ザリガニなどが開けてしまう穴を埋める作業にもなるらしく、水漏れを防ぐことにつながります。
いわば、田んぼの交通整理。何事も、まずは土台を整えることが大切なんですね。
次に、肥料を入れながら田んぼを耕す作業に入るのが、4月半ば頃。
そして、4月26日に泉ヶ岳から水が放出され、泉ヶ岳に近い地域から順に田んぼに水がひかれていくそうです。
ちなみに4月26日は、毎年変わらないのだとか!(豆知識っ!)
こうして田んぼに水がひかれると、恒例のあの鳴き声が響いてくるのです。
実際に4月26日以降に田んぼ近くを通りすぎたら、聞こえてきました。かえる君たちの歌声が!
かえるの大合唱の季節は、すぐそこまで来ていますね。
後編では、これ以降の工程について紹介したいと思います。