そろそろ梅雨明けしそうな仙台は、夏らしさに近づくスピードが速くなってきました。
さて7月12日(月)に開催した「泉区ママのおちゃっこ会」をレポートしましょう。満員御礼、ありがとうございました。
思い切って来てみて、よかったです!
10名のママたちと9名の子どもたちが集まってくれた「おちゃっこ会」。本心としては、みんなでおいしいお菓子や冷たい飲み物を飲みながらのおちゃっこ会が理想なのですが、この時期なので「おしゃべり」を中心に2時間楽しみ尽くしました。
泉区からだけでなく地下鉄を使ってはるばる来てくれたママがいました。コロナ禍の始まりに2人の子どもを連れての仙台転勤で街中へ引っ越し。児童館など子どもが集まる場所が閉まっていたり、利用者が少なかったりして、友達や知り合いを作る機会があまりもてなかったと話してくれました。
泉区以外でもいいのかな~って思って思い切って申し込んでみたんですが、来てよかったです!
土地勘もなく、知り合いもいない上に、コロナ禍という特殊な状況…。転勤族の当事者である私たちには、その気持ちがよくわかります。私たちのことを見つけてくれたことが本当にうれしくて、来て下さったことに感謝しかありません。
ただ話をしたくて、ただ話を聞いてほしくて
おしゃべりするだけでももちろん楽しいということもありますが、今回はゲームなどの遊びも敢えて用意しませんでした。
私たちからテーマを設けるよりも、今回は「ただただ話をしよう」「ただただ話を聞こう」をやってみたかったという背景があります。
そして、そのおしゃべりの場にはスペシャルサポーターを呼びました。長年保育士さんとして仕事をしながらご自身も2児の母で真夏の太陽のようなエネルギーを持つまりこさんと、現役で幼児英語教育に携わりながら1児の母であり、人生を人一倍楽しむことが得意なさとみさんです。
子どもや親御さんに関わるプロとして、そして同じ母親という立場として、心強いサポーターでした。
自然とできるいくつかの輪では様々なおしゃべりが繰り広げられていました。
コロナになってからの妊娠、出産だったので、外出することもほとんどしなかったこともあり、繋がる機会がなかったなと思います。母親学級もなかったし、この子の4か月健診はBCGを流れ作業で打って終わりだったから他のママに話しかけることもできなかったんです。
気軽にちょっと預けるってこともしにくいんですよ。予約が取りにくいのもあったり、預けるための準備が多かったりして。そうすると、もう諦めようってなるんですよね。
パパが帰ってくるのが毎日遅くて、ほぼワンオペ状態。1対1だと疲れることや怒ってしまうことも増えるんです。だから、2人目がなかなか考えられなくて。ほしいと思っても、2人を私一人で育てるの?って思うとためらってしまうんですよね…。
私たち自身も数年前の自分に重なる部分が多く”そうだよね”、”わかるよ~”という気持ちがあふれ出る場面もありました。休みのない子育て、ましてやはじめての子育てとなると、悩みや不安はつきまといます。
「自分のことを誰かに話をして、ただただそれを聞いてもらう。」
簡単なことに思えるのですが、子育て期ではこれが意外と難しいんです。悩み、不安、愚痴は誰だって抱きます。
大事なことはネガティブな感情を抱く自分をそのまま認め許すこと、それを吐きだす場や吐きだせる友達や先輩がいること。ママの心の安定は我が子の安定につながり、健やかな成長を促していきます。
スキンシップで、親子の絆を確かめ合う
最後にスペシャルサポーターさとみさんが、英語絵本の読み聞かせをしてくれました。まるで本物のような動物の鳴き声に喜ぶ子どもたち、絵本に合わせてママと触れ合う手遊びもしてくれて、盛り上がりました。
触れ合うことで伝え合うのは、お互いの温もりや愛しい気持ち。身近にある絵本を使ったり、鼻歌を歌いながら、親子の絆を確かめ合う時間を毎日の中に少しでも持ってもらえたらと願っています。
これから夏休みになります。子どもといる過ごす時間がより長くなり、暑さも加わるので、心身ともに疲れることも多くなります。決して無理をせず、休める時にはしっかり休んで、夏を楽しく乗り切りましょう!
「おちゃっこ会」また開こうと考えています!その際は、ぜひ遊びに来て下さいね。