mamaBEstyle!およびmamaBEonline!は、株式会社Wellness Linkの代表・若月望先生のご協力と監修をいただき、「親が子どもにできること~我が子がその子らしく成長し、生きやすくなる基盤づくりのサポートをしよう~」という大きいテーマのもと、
「子どもの発達過程を知る」「子どもの困りごとは、実は日常にひそんでいる」「子どもの脳の成長とは」といった切り口で複数回にわたって記事を展開しています。
※ 子どもの発達には段階がある
※ 子どもに対しての“大丈夫かな?”には、日常生活内で気づくことができる
※ その子の発達の状態を知ることが、子育てを楽にする方法だ
取材を通して、泉中央整骨院・仙台りんく整骨院代表の若月先生が特に強調されていた言葉でした。
今回は、日常生活で子どもの成長や発達に関して、「あれ?」と気づくポイントや「大丈夫かな?」と気づきやすい時期について学んでいきましょう。
ポイント1:1歳~1歳半ごろまでに歩いていますか?
「歩き始め」は、かなりの個人差がでるところではありますが、1歳から1歳半ごろまでには歩いているのが理想です。
3~4か月で首がすわり、寝返りをし、5か月ごろから一人座りができるようになり、はいはいやずりばいを行うようになったと思ったら、9~10か月ごろにはつかまり立ちを覚えます。
歩き始めるための準備を約1年経て、毎日たくさんのチャレンジと失敗を繰り返しながら、一歩を踏み出します。
こう考えると、赤ちゃんの成長の速さってすごいですよね。
「1歳半までに歩きだしているかどうか?」は、気づきポイントです。
ポイント2:2歳すぎまでに2~3語文話せていますか?
「言葉を話し始めること」も、歩行と同様に個人差が大きいところですが、だいたい2歳すぎまでに2~3語文の話ができるようになっているのが理想です。
①2~3語文が話せるか、②大人や兄弟などが話す言葉をある程度理解したうえで、言葉で気持ちを返すことができているか、を観察してみてください。
「あ~」「う~」と声を発してくれただけでも喜びを感じていた赤ちゃんの時代を経て、日々発達し続ける「子どもの話す力」。
ママやパパだからこそ敏感に感じ取れ、気づく部分でもありますので、ぜひ注意深くみていてくださいね。
子どもの発達には、「姿勢→運動→言語→社会性」という段階があり、言語分野がしっかりと発達していくには、その前段階の姿勢や運動というステップが大事になるそうです。
この内容については、次回若月先生にさらに詳しく教えてもらうことにします。
ポイント3:相手の気持ちを考えられていますか?
これは、発達段階でいうと「社会性」にあたる最も高次なレベルの発達で、心の発達にも関わっています。
だいたい、年長さん(5~6歳)ごろには社会性が発揮されてくる時期となります。
友達との関わり、家族との関わりの中で、「”相手の気持ち”を考えられることができているか?」を観察してみてください。
子どもは“遊び”を通して日々発達していきますが、一人遊びや友達といても別々の遊びをしていることが多かった3~4歳ごろに比べ、年長さんごろになると、複数の友達と一緒に遊んだり、目的をもって協力して遊ぶことができるようになっていきます。
遊びの中にこそ、「社会性」が必要となってくるんですね。
また、「社会性」は、言葉の発達とも密接な関係があると言われていますが、言葉に遅れがないからと言って社会性に問題がないとは言い切れないそうです。
相手の気持ちを相手の言葉や雰囲気から理解できるか…これは、人と関わっていく経験を積んでいくことで養っていける力となりますので、色々な人と関わるチャンスを持たせることも大事です。
親である私たちが、子どもにできることの1つかもしれません。
日々の生活の中で、子どもの発達や成長に関して気づけるポイントはどうやら沢山ありそうです。
ただし、心配しすぎて、ウェブやSNSで調べすぎることはかえって不安をあおることにも…。あくまで個人差が大きい分野なので、「ちょっと心配…」「大丈夫かな…」と思った時は、かかりつけの先生、専門家に相談してみることをオススメします。
若月先生は、発達・成長に関する相談を個別で受けています。ママやパパが把握している子どもの今の状態をもとに、適切なアドバイスや支援、家庭でできる運動療法などオーダーメイドでお伝えしています。
困ったことや心あたりがあることがあれば、一人で悩まずに、若月先生に相談してみてくださいね。
若月先生は、仙台りんく整骨院に常駐しています。ご相談やお問合せはお気軽に。
☆仙台りんく整骨院☆
仙台市泉区泉中央1丁目42-5 022ー725ー5615
☆駐車場完備☆授乳室などもありお子さま連れも行きやすく、発達相談は完全個室で行いますのでご安心ください。