2〜3歳頃に必ずやってくる関門、トイレトレーニング。すんなりオムツがはずれる子もいれば、なかなか上手く進まない子もいます。こればかりは子どもの性格や個性により進み方はそれぞれ。
なかなか上手く進まないと、ダメだと分かっていてもイライラしてしまいますよね…。
そんな時は一度立ち止まってトイトレを見直してみるのもいいかもしれません。
なんで上手くいかないの?まずは原因を考えてみましょう!
早く始めすぎてるかも?
トイトレを始める目安として、おしっこの間隔が2〜3時間になっていることがあげられます。
膀胱が発達し、ある程度尿を貯めておけるようになるまではまだ始めるのは早いかもしれません。間隔が短いなと感じる場合は、月齢にとらわれずお子さんの成長に合わせてスタートしてみましょう。
またトイトレには意思表示ができることも大事なポイントです。「トイレに行きたい」「おしっこが出そう」とせっかく感覚が芽生え始めたのに上手く伝える事が出来ないと、そもそもトイレには行けませんよね。
言葉で伝えられなくても、動作や合図などで伝えられたらok!今一度、お子さんの成長度合いを確認してみてください。
失敗してイライラしたり、怒ってない?
トイトレは失敗がつきものです。何度か成功が続いていたのに、出来なくなってしまうこともよくあります。失敗が続いてしまうと、ママもつい怒ってしまったりイライラしてしまいますよね。そんな時、子どもは怒られたりママがイライラしていると、トイトレ自体が嫌になってしまいます。
自分に余裕がないなと感じたときは、思い切ってストップしてしまうことも必要かもしれません。
無理強いしてない?
トイレに誘って、今日は嫌だと言われたら?
それでも何とか工夫を凝らしてトイレに連れて行こうとしていませんか?子どもが乗り気でないときは、無理しないのも一つ。
「嫌だ」が続くときは、一度行きたくない理由を聞いてみるのもいいかもしれません。
うちの娘は、なかなかトイレに座ってくれませんでした。よくよく聞いてみると、トイレに座るのが怖いとのこと。
それからはトイレに座ることよりも、まずは怖さを克服するための練習にシフトしました。
おまるを使ってみる
最近はおまるを使わず、直接トイレに取付られる補助便座をはじめから使うという人が多いのではないでしょうか?私もそうでした。
おまるは後処理が面倒だったり、トイレに移行する時にもう一度教えるのが大変なので出来れば使わずに済ませたい。
でもなかなかトイレに座れない子やトイトレが進まない場合は、重い腰をあげておまるを使ってみては?
前述した通り、うちの娘はトイレに座るのをとにかく怖がっていたので、おまるを使ってまずはオムツ以外で排泄することに慣れる練習をしました。私の中で、トイトレ=トイレに座らせる!という意識が強すぎたのかもしれません。それからはおまるだと安心感があるようで、すんなり受け入れてくれました。おまるからトイレの移行もあり、時間はかかったものの、あの時一歩前に進めたことは私にとっても娘にとってもプラスになりました。うちの場合は使ってよかったアイテムの一つです!
いきなりパンツ
トレーニングパンツなどを使わずに、普通の布パンツをいきなり履かせて、あえて失敗を覚えさせる方法です。
後処理は大変ではありますが、子どもにとっては「失敗しちゃった」が分かりやすく、トイトレが早く進む場合も!好きなキャラクターのパンツを選んで、本人のやる気もUPさせちゃいましょう!
お友達と一緒に
お友達は出来ているけど、うちの子は…と比べるのはNGですが、相乗効果を狙うのはお子さんの性格によっては上手くいく方法です!
お友達がトイレで成功した!と聞いたら自分も頑張ってみたり、お友達と一緒ならトイレに座ってみたり。家でママと2人だと出来ない事も、お友達効果でチャレンジできることもあるのでオススメです!
さいごに
オムツの卒業は、お子さんの性格や身体の成長具合にもよるので個人差が大きいものです。だらだらと長く続けていては、子どもにとっても親にとってもストレスになりかねません。上手くいかないときほど心がけたいことは、「いつまでにオムツを外す!」と決めてしまわないこと。面倒な日は一日オムツを履かせて、ママも子どももトイレのことを気にしない日があってもいいと思います。
「いつかは出来るようになればいい」のスタンスで焦らず進めていきましょう。