何か子ども達に残したい。想いを伝えられたらなぁ…
絵本『たいせつなたからもの』を出版したのは、みさきひかるさん。宮城県内在住・一児のお母さんでもあります。
「私みたいなふつうの人が本を出すなんて、いいのかな…」
何年も悩みながら、それでもつのる想い。出版相談会に足を運ぶようになって、決心した絵本出版。
ひかるさんの熱い想いとその原動力に迫ります。
必要な人に届けたい、その一心
今まで幼児教育に携わることができた感謝と、想いを残したくなりました。
それに我が子から得た子育て経験は、私に学びをたくさん与えてくれているんです。
幼稚園教諭として20年以上幼稚園に勤務されたひかるさん。様々な想いと感謝が、言葉として溢れてきたと言います。
生きているうちに、やりたいことをやり尽くしたい
「私の独りよがりかもしれないけれど…」「私の勝手な想いなんですけど…」
ひかるさんは、こう話していました。
独りよがりでも、勝手な想いでも、「夢を叶えたこと」を、堂々と胸を張って伝えてほしいと思います。
想いをカタチにすることは、誰もができることではありません。
悩みや困難を乗り越えて、カタチを残したひかるさんの強さと情熱は、これまで携わってきた子どもたちにも、ご自身のお子さんにも伝わっているはずです。
誰かの心に寄り添える絵本でありたい
絵本『たいせつなたからもの』の主人公は、げんきがなくなっているソラン。そして、ソランが生まれる前から一緒にお空で遊んでいたリンリンです。
おうちの中でしょんぼりしているソランを、空から心配そうに眺めていたリンリンは、声をかけました。
「これから、きせつのたびにでかけよう。しぜんのなかで、いっしょにあそぼうよ」
ソランとリンリンの冒険がスタートします。果たして二人は、長い旅路で何を感じるのでしょうか。
実際に子どもに読み聞かせてみたら、どこか懐かしい香りがして、じんわり温かい気持ちになりました。子どもにとっては、かわいいイラストとやさしい言葉が、すっと心に溶け込んだようでした。
誰か必要な人に届いてくれたらいいな…
誰かの心に寄り添えたら幸せだな…
一人ひとりがありのままの、自分の良さを大切に、笑顔でいられますように…
ひかるさんは、こう言葉を寄せてくれました。
ひかるさんの絵本『たいせつなたからもの』は、下記から購入できます。
また、お近くの書店でもお取り寄せいただけます。
親子の絵本時間、ぜひ読んでみてください。